1. トップ
  2. トレンド・イベント
  3. エンターテイメント
  4. 隣人を疑い始めた警察…女子大生を狙う人物はすぐそばにいた?

隣人を疑い始めた警察…女子大生を狙う人物はすぐそばにいた?

このお話は、著者・加藤かと(@kato_usausako)さんが大学生のときの体験談です。新しいアパートへ引っ越しをし、数か月たったころ。深夜に、見知らぬ人に部屋へ侵入されます。ところが、なかなか捕まらない犯人。不安な日々を過ごしていると、警察から1本の電話がかかってきて…。『本当にあったちょっと怖い話』をダイジェスト版でごらんください。(この漫画には女性を狙った犯罪の描写が含まれます。苦手な方はご注意ください。)

©kato_usausako

©kato_usausako

©kato_usausako

©kato_usausako

©kato_usausako

犯人は、隣人かもしれない

ある日の深夜、見知らぬ人に部屋へ侵入されてしまった かとさん。すぐに警察へ通報しましたが、犯人につながる証拠は見つかりませんでした。また、パトロールを強化してもらっていましたが、有力な情報もなく、進展しないまま、数日が過ぎようとしていました。

そんな中鳴った、1本の電話。犯人の特徴と合致する人物を見かけた、というものでした。さらに、驚くべきことに、その人物とは隣人…。

まさか、こんな身近にいたなんて…。もしかしたら、常に監視されていた可能性があります。いろいろと想像すると、恐怖が増します。

さらに、この電話が鳴る直前、実は隣人とあいさつを交わした かとさん。そのとき、とある直感を抱いていました。

隣人の不審な行動が明らかに

©kato_usausako

©kato_usausako

©kato_usausako

©kato_usausako

刑事さんからの電話で、新たな事実を知ることになりました。そして「相手も勘づいたかも」と言われたら、一刻も早く引っ越しをしたいですね…。時は流れ、事件は思わぬ形で終息します。

未解決のまま、時効を迎えてしまった

©kato_usausako

©kato_usausako

©kato_usausako

©kato_usausako

©kato_usausako

「犯人は隣人かも」というところまで事件は動きましたが、証拠がないため、犯人は捕まらないまま時効を迎えてしまいました。

そして、事件から15年以上たち、ライフスタイルが大きく変化した かとさん。もう、犯人と顔を合わせることはありませんが、あのとき負った心の傷は決して消えません。あのときの恐怖、そしてあの目を「一生忘れられない」と語っています。

性犯罪は、たとえ何も被害がなかったとしても、被害者には大きな傷を残します。しかも、一生癒えることはありません。今も、加害者は普通に暮らしているのかと思うと、許せない気持ちになります。

今は、守ってくれる夫、そして守りたい子どもに囲まれ、幸せな様子です。ただ、いつ・誰が巻き込まれるかわからない犯罪。改めて、防犯意識を高めたいと思うエピソードでした。

家の中にあったはずのバッグが外に…夜中に何が起きた?|本当にあったちょっと怖い話

関連記事:

家の中にあったはずのバッグが外に…夜中に何が起きた?|本当にあったちょっと…

これは作者の加藤かと(@kato_usausako)さんが大学生だったころのお話。アパ…

【全話読める】
本当にあったちょっと怖い話

『本当にあったちょっと怖い話』の著者である加藤かとさんは、この漫画にこめた思いについて以下のようにコメントしています。

「この漫画を描いたのはもう2年以上前なのですが、私のような思いをする人が1人でもいなくなれば、と注意喚起の意味も込めて自身の体験を漫画にしました。

性犯罪は身近にひそんでいます。私は「まさか」変質者が入ってくるなんて思いもせず、「つい」施錠を忘れて寝てしまったところに侵入されてしまいました。
こんなドラマみたいなことが自分に起こるなんて思いもよらず、少しの油断が被害につながったのかもしれないと思っています。

この事件は犯人を示す証拠が少なく、誰も捕まらないまま終わりを迎えました。
事件から20年近く経ち、犯人はこのときのことなど気にもせず、幸せに暮らしているのでしょうか?
しかし被害者である私は、今でもはっきりと当時の恐怖を思い出します。
この漫画を読むことで、こうした事件が「何もされなくてよかったね」で終わらないということについて、みんなで考えるきっかけになればうれしいです」

この漫画は犯罪被害体験談を紹介したものです。このような被害に遭っている、あるいは遭った経験のある方のために、内閣府の男女共同参画局では『性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター』を設置しています。

自治体によってはこのほかにも犯罪被害者支援センターを設けている場合があります。必要に応じて相談をご検討ください。

性犯罪・性暴力被害者のための
ワンストップ支援センター

加藤かと(@kato_usausako)さんのインスタグラム

かとさんのブログ『かとさンちの愉快な毎日』

「叫んだら殺すぞ」一人暮らしの家に、突然見知らぬ男が侵入してきた|知らない人が家に入ってきた話#1、2

関連記事:

「叫んだら殺すぞ」一人暮らしの家に、突然見知らぬ男が侵入してきた|知らな…

以前、1人暮らしをしていたイラストレーターのオキエイコ(@soroe.handmade)…

う、後ろ後ろ!イヤホンしたまま歩いていたら…|知らない男に殺されかけた話

関連記事:

う、後ろ後ろ!イヤホンしたまま歩いていたら…|知らない男に殺されかけた話

道を歩きながらイヤホンして歩いている人は少なくないのではないでしょうか…

おすすめ記事

「漫画」「大学生」 についてもっと詳しく知る

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧