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最後までわが子の非を認めなかった
コンビニでアルバイトをしていたとき、子どもの万引きを目撃してしまいます。商品を箱から出していたため声をかけると、タイミングよく母親があらわれます。状況を説明すると、母親はすぐに察知し、謝罪と商品購入をし、大ごとにはなりませんでした。
ところが直後、今度は父親が怒鳴り込んできました。父親は「やってない」の一点張りで、「証拠はあるのか?」「見たのか?」と繰り返し、らちが明きません…。防犯カメラにもバッチリ証拠は写っていますし、何より店員が目撃しているため間違いありません。
ですが終始話は通じず、そして非を認めないまま、父親は帰ってしまいました。
理不尽なできごとに巻き込まれてしまいました。とてもこわいですね。こんなとき、真っ先に考えるのは警察への通報ですが、実はこのとき、さやこさんはできない状況だったのです。その理由とは?
普段から通報することはあったけど…
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興奮している人の目の前で通報したら、何をされるかわかりませんね。そのため、レジの下にあるボタンを押して、いつもこっそり通報していたのですが、今回はできない状況でした。
しかも、もう1人いたバイト仲間は見て見ぬふり…。見捨てられてしまったような、悲しい気持ちになってしまいます。非常事態だからこそ、本来であれば店員同士が協力して、事態収拾に努めなければいけない局面でした。こんなとき、どうするべきだったのか、考えさせられますね。
今回の男の子の万引き未遂については、何とも言えない幕切れとなりました。そしてその後、さやこさんは何度か同じようなケースを目撃してしまいます。
万引きを謝罪にきた親子
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その後、今度は別の親子が万引きをしたことへの謝罪に訪れました。商品は買い取りとなりましたが、ここで新たな事実が発覚したのです。盗んだ商品の中には、コンビニで扱っていない商品も含まれていたのです。つまり、男の子はコンビニ以外でも万引きをしたということに…。
本作では、コンビニでアルバイトをしていたとき、子どもの万引きを目撃してしまった体験談が描かれています。万引きは、身近な犯罪です。子どもでも、簡単に手を出してしまうことがあります。ですが、たとえ子どもがやったことであっても、許されることではありません。
警視庁のパンフレットによると、万引きをした子どもへの対処は以下の3つが重要だと紹介されています。
- 理由を聞く
- きちんと叱る
- 万引きしたお店に一緒に謝りに行く
たとえ、子どもがやったことであっても、万引きは犯罪です。また、今後の子どもの将来のためにも、二度と万引きをさせないことが大事です。
子どもを信じることと、子どもの言ったことを鵜呑みにすることは、まったくの別物です。大きな問題が起きたときこそ、まずは親が一度冷静になることが必要ですね。
©警視庁
- 東京万引き防止官民合同会議「知っていますか?小学生の万引きについて」(https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/anzen/manbiki/relations.files/leaflet.pdf,2024年3月21日最終閲覧)