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シンプルベンチの作り方
ちょっとだけ腰かけたり、荷物を置いたりできるようなシンプルなベンチ。ずっと欲しかったので、杉板を使って作ってみました。パーツが少なく、短時間で作れるところもポイントです。それでは作り方を見ていきましょう。
1.材料
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メインの材料は厚さ約20mmの杉板。これを1000mm1枚と350mm2枚それぞれカットします。補強用に角材も用意しておきましょう。
木材はホームセンターなどで購入できます。カットサービスを受けられる店もありますよ。
2.コの字に組み立てる
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1000mmの板に350mmの板を付けます。板の端に固定するので、ビスで固定する前に、両端に3か所ずつ合計6か所の下穴をあけましょう。
板が割れるのを防ぎます。また、接着剤も合わせて使うと、より丈夫なベンチになりますよ。
3.角材を付ける
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ひっくりかえして裏側に角材を付けます。この角材の長さは内側にぴったり入るように、コの字型に組み立ててから採寸するのがコツ。
角材側からビスで数か所と、両脇から1か所ずつ固定しましょう。
きれいな仕上がりになるポイント
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ビスが見えて気になる場合は、ダボ埋めという技法で隠すこともできます。
まず、直径8~10mm、深さが約10mmほどの穴をあけてからビスで固定します。次に穴に接着剤を入れ、穴の直径と同じ太さの丸棒を押し込みます。最後に余分な丸棒をノコギリで切って完成。ちょっとひと手間かかりますが、きれいですよね。
4.色を塗って完成
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組み立てが終わったら、色を塗りましょう。木目を生かすために、透明な蜜ろうワックスを使いました。置く場所に合わせた塗料を塗ってくださいね。お部屋になじむ家具になりますよ。
使用した塗料はこちら
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嫌な臭いがしない塗料なのでこちらを使っています。使う時はスポンジに少量付けて、薄くのばしながらなじませます。
使い方いろいろ
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今回はシンプルなベンチの作り方をご紹介しました。形をシンプルにしたことで、座ったり飾ったりと、いろいろな使い方を楽むことができます。玄関にもぴったりなので、ぜひ作ってみてくださいね。
子どもが使う場合は高さを低めに設定するなど、用途に応じて作ってみてください。