可能なら「パパ・ママ育休プラス」も活用を
「パパ・ママ育休プラス」とは、男性にも積極的に育児休業を取得してもらおうという目的でつくられた特例の制度です。
育休を取得できる期間は子供が「1歳」になるまでが原則ですが、両親ともに育休を取得する場合は「1歳2カ月まで」に延長できるというものです。
ただし、父親と母親それぞれが育休を取得できる期間自体は1年間まで(母親は出産日以降の産休期間も含む)となっており、その他にもケースバイケースで細かなルールがたくさんあるので、よく調べてから利用しましょう。
- 厚生労働省「育児・介護休業制度 ガイドブック」厚生労働省(http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/pdf/ikuji_h27_12.pdf,2018年6月5日最終閲覧)
- 厚生労働省「あなたも取れる!産休&育休」厚生労働省(http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/dl/31.pdf,2018年6月5日最終閲覧)
- 厚生労働省「労働基準法における母性保護規定」厚生労働省(http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/seisaku05/pdf/01d01.pdf,2018年6月5日最終閲覧)
- 全国健康保険協会「出産手当金について」全国健康保険協会(https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g6/cat620/r311,2018年6月5日最終閲覧)
- ハローワーク「雇用継続給付」ハローワークインターネットサービス(https://www.hellowork.go.jp/insurance/insurance_continue.html#g2,2018年6月5日最終閲覧)
- 厚生労働省「改正育児・介護休業法のあらまし」厚生労働省(http://www.mhlw.go.jp/topics/2009/07/dl/tp0701-1o.pdf,2018年6月5日最終閲覧)
産休・育休を取ってどうだった?体験談
実際に産休や育休を取得された方は、どのように感じていたのでしょうか?体験談をご紹介します。
1.まだまだ取りにくい雰囲気があります
一応権利なので…上司がOKしてくれれば堂々と休ませてもらって大丈夫なはずですが育休切りも現実にはあるそうで不安ですよね。 出典: komachi.yomiuri.co.jp
産休育休は、働く女性には当然の権利なのですが、会社によってはまだまだ取得しにくい雰囲気があるようですね。
育休を理由としては契約を更新しない、あるいは解雇するのは法律で禁止されていますが、「もしかしたら辞めさせられるかもしれない」という考えはどうしても浮かんでしまうようです。
2.復帰後を考えて早めの行動を
保育所の確保のためには1年育休を取らずに4月で復帰する事も
視野に入れて、生まれる前から目星をつけておいたほうがいいかもしれませんね。 出典: komachi.yomiuri.co.jp
会社への復帰は、それに伴い子供の面倒を見てくれる人や施設の確保が必須です。待機児童が問題になるほど保育園へ預けることへの地域差は厳しいのが現状です。スムーズに復帰できるように、妊娠中に保育園の見学や申し込みをするのも1つの手です。
3.事例が多い会社は安心ですね
うちの会社は、ずっと前から育児休業取得の実績もあり、WMの先輩も多くいるところなので、正直恵まれていると思います。 出典: komachi.yomiuri.co.jp
すでに何人かの方が取得されていて、働くお母さんが多い会社だと安心ですよね。
復帰後も仕事と育児の両立などのアドバイスももらえそうで、早く復帰したいという気持ちも高まるかもしれません。










