失敗を笑いに変えた先生の一言
学校でやってしまった失敗は、後々振り返ると意外と面白いものです。特に、うっかり発した言葉が思わぬ笑いを生むことも。
幼少期のイナダシュンスケさんはある日、先生に何気なく話しかけようとしたとき、思わず「おかあさん」と呼んでしまったそうです。しかも、相手は男の先生。笑いが起きる教室で、恥ずかしさを抱えるイナダシュンスケさん。そこを先生が素晴らしい形でフォローしたことで、予想外の展開に…
小学生が先生に「おかあさん」と呼びかけてしまう、という定番の失敗があるけど、それを実際にやらかしてしまった一人が僕です。しかも男の先生に。
しかし先生は失笑が起こる教室に向かって、
「何がおかしかとや。先生はみんなのお母さんじゃっど!」
と、なかなか強引なフォローをしてくれました ※1
先生の一言で、教室中が一瞬で笑いに包まれて、一気に和やかな雰囲気になったことでしょう。先生のユーモアに助けられ、恥ずかしさも和らいで、イナダシュンスケさんもホッとされたのではないでしょうか。
この投稿には「即興で自分を笑いのネタにして誰かを守れるのカッコ良い」「先生が味方してくれた、その事実が大事です」「めちゃくちゃええ先生やん」などのリプライが寄せられていました。
どんなに恥ずかしい失敗も、それを包み込んでくれる人がいれば、よい思い出になりますね。子どもを傷つけず、むしろ笑顔に変えれくれるような先生に出会えたことは、生徒にとって何よりの財産になると思います。今となっては誰もが思い出して笑える、心温まるエピソードでした。