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🔴【第1話から読む】【衝撃実話】夫の不倫相手は「結婚式にも来た女友達」…スマホ画面を突きつけた私が見た夫の“震える顔”
反省が見えない不倫相手に憎しみが溢れる…
俊太と義両親の懇願、そして何よりもヒナの顔を見て、私は一旦、感情的な報復を思いとどまりました。夫の謝罪を受け入れ、まずはサダコとの関係を終わらせることが最優先だと考えたのです。
「俊太、今すぐ、その女に電話して。私の目の前で、もう二度と連絡を取らないって伝えて」私の言葉に、俊太は震える手でサダコに電話をかけました。スピーカーにされ、電話口から聞こえてくるサダコの声は、まるで他人事のようでした。
サダコ:「ああ、はいはい、ユイちゃんにバレちゃったのね。分かりましたー。いいですよー」そのあまりに軽い返事に、私の胸は再び怒りで煮えたぎりました。私がどんな思いで、この対応を選んだと思っているのか。この女は、自分が何をしたのか、全く理解していない。俊太のことはもちろんですが、サダコへの憎しみが、私の心を支配しました。
拭いきれないモヤモヤ
結果として、俊太はサダコの連絡先を削除し、今後一切関わらないことを約束しました。これで一応の解決…という形にはなりました。形には。しかし、私の心には、拭いきれないモヤモヤだけが残りました。こんな経験、もちろん初めて。今後も疑いや不安が付き纏うのかと苦しくてたまりません。私が何をしたっていうのでしょう。夜、ヒナが寝た後、私は一人でソファに座り、天井を見上げていました。俊太は隣で申し訳なさそうにしているけれど、彼がどれだけ謝っても、私の心は満たされません。
今のところ、俊太やサダコへの制裁は何一つない。サダコから私への謝罪はないし、ことを荒立てられなくてラッキーぐらいにしか思っていないに違いない。心の中で、私は何度もサダコを罵りました。彼女は、私の家庭を壊しかけた張本人なのに、何のおとがめもない。
俊太は私から問い詰められたけれど、それだけ。認めて謝っただけ。散々自分勝手にいい思いをしてきたくせに、今少し気まずい、いたたまれない思いをしただけで、全て無かったことにできるなんて、おかしいですよね。
一矢報いたい。そしてわが子を守りたい…
私だけが裏切られて、傷ついて我慢を強いられて、この先も苦し続ける状況。あまりの理不尽に吐き気がします。
こんな最低夫でも、嫌いになれない気持ちがある自分にも腹が立ちました。次はないけれど、夫婦生活を継続すると決めた以上は、前向きに考えなければいけない。そう頭では理解しているのに、心が全く追いつかない。
何より、夫の不倫は、私だけでなく、幼いヒナをも裏切る行為です。俊太は、自分が不倫をすればヒナが傷つくかもしれないと、一度たりとも考えなかったのでしょうか? 子どもをないがしろにする行為は、親として絶対に許せません。もし夫が、この家族を、ヒナを、これ以上大事にしないのなら、私が鬼になってでも、夫とあの不倫相手に制裁を与え、この子を守る必要があります。
夫にも不倫相手のサダコにも、自分がしたことの重大さに気づいてほしい。なんとか報復したい。その気持ちでいっぱいでした。
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あとがき:不倫に屈しない母親の強さ
この作品は、ママリユーザーの体験談から再編した作品です。主人公であるユイさんは、ある日夫である俊太の不倫の事実を知ります。育児や家庭に積極的に参加する俊太の不倫に深く傷つきます。
ユイさんは様々な観点で悩んだ末、弁護士の力を借りて不倫相手へ慰謝料を請求することに。さらに、俊太には厳しい条件を付けて婚姻関係を継続することを選びます。一見、夫を許したように見えるユイさんですが、実際にはわが子の生活や今後のことを考えた中で苦しい選択をしたにすぎません。たった一度の過ちだとしても、夫婦間の信頼を取り戻すことは困難です。どんな理由があろうと、パートナーからの裏切りは深い傷を残します。
本作では、ユイさんの葛藤を通して、不倫された側の苦悩が描かれています。そして、母親としてわが子を守るために、決断をしたユイさんの強さを見ることができます。不倫という身勝手な行為への腹立たしさと、母親としてわが子を思う気持ちに、ユイさんを応援したくなるような作品です。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
🔴【全話読む】夫も相手の女も、絶対に許さない|不倫夫に制裁を!










