©pipipi.boyoyon
脳梗塞で倒れた祖母。「2、3日が山場でしょう」と医師に言われ病院に交代で寝泊まりすることになります。叔母が「祖母はこだころ.さんを一番心配してたよ」と教えてくれ、後悔しかないこだころ.さん。仮眠のため家に帰るとリビングで祖父が泣いていました。
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こだころ.さんの祖母は脳の一番太い血管に血栓が詰まり、脳梗塞で倒れてしまいました。
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「2、3日が山場でしょう」と医師に言われ、家族交代で病院に寝泊まりすることになったこだころ.さん。そこで叔母から、祖母がいつも自分のことを心配してくれていた話を知るのです。
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祖母にひどい言葉をかけてしまったことを後悔し、「起きてよ」と願うこだころ.さんでしたが願いは届かず…。翌日仮眠のため家に帰ります。
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舌を思いきり噛むほど苦しかった祖母。それほどの苦しみに、耳の聞こえない祖父は気づいてあげられず悔しかったのでしょう。
「早く気づいてあげられたら、祖母はここまで悪くならなかったかも」と思うと、罪悪感をすごく感じてしまいますよね。
🔴【続きを読む】一命は取り留めた…でも「おばあちゃん、もう話せないの?」植物状態になった祖母との日々|わたしの3人の母
愛情を注いでくれる人がいる大切さ
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世の中には「生みの親と育ての親が違う」という家庭もありますが、大切なのは、どれだけの愛情を注いでもらえたかということかもしれません。血のつながりがなくても、深い愛情があれば、子どもは幸せに育つものです。
この漫画の作者・こだころ.さんも、そんな家庭環境の中で育ちました。彼女には、生みの親、継母、そして育ての親である祖母の3人の“お母さん”がいたといいます。決して平たんな道のりではなかったけれど、自分がここまで成長するうえで、それぞれの存在が欠かせなかったと振り返っています。
中でも祖母の存在は特別だったようです。こだころ.さんにとって、祖母は常に味方でいてくれる安心感と、たっぷりの愛情を与えてくれる唯一無二の存在でした。そんな祖母の支えがあったからこそ、現在の自分があると感じているそうです。
子どもにとって「自分は大切にされている」と感じられる存在がそばにいることは、何よりの支えになります。愛情は目に見えないけれど、日々の関わりや言葉の積み重ねによって、しっかりと子どもに伝わっていくものです。
この作品は、愛情のかたちや家族のあり方について、改めて考えさせてくれるお話です。大人になった今だからこそ、自分が受け取った愛情を、次は周りの人へと返していきたいですね。
こだころ.(@pipipi.boyoyon)さんのインスタグラム
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