©pipipi.boyoyon
山場を越えた祖母について、医師が「残念ですが意識が戻ることはありません」と言い、祖母は植物人間になります。その後免許を取り家を出たこだころ.さんは、月に何回か祖母に会いに行くのでした。
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祖父が自分の耳のせいで、早期発見できなかった責任を感じていることがすごく悲しいというこだころ.さん。
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一命は取り留めたものの、植物人間になってしまった祖母。意識が戻ることはないそうです。
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半年後、免許を取り家を出たこだころ.さん。月に数回は祖母のいる病院に行き面会をしていました。
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以前より祖母といる時間が増えていったというこだころ.さん。話はできないながらも、きっと祖母も喜んでいたことでしょう。
🔴【続きを読む】「あぁーーあ」突然話し出した植物状態の祖母。初めて涙が止まらなかった日|わたしの3人の母
愛情を注いでくれる人がいる大切さ
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世の中には「生みの親と育ての親が違う」という家庭もありますが、大切なのは、どれだけの愛情を注いでもらえたかということかもしれません。血のつながりがなくても、深い愛情があれば、子どもは幸せに育つものです。
この漫画の作者・こだころ.さんも、そんな家庭環境の中で育ちました。彼女には、生みの親、継母、そして育ての親である祖母の3人の“お母さん”がいたといいます。決して平たんな道のりではなかったけれど、自分がここまで成長するうえで、それぞれの存在が欠かせなかったと振り返っています。
中でも祖母の存在は特別だったようです。こだころ.さんにとって、祖母は常に味方でいてくれる安心感と、たっぷりの愛情を与えてくれる唯一無二の存在でした。そんな祖母の支えがあったからこそ、現在の自分があると感じているそうです。
子どもにとって「自分は大切にされている」と感じられる存在がそばにいることは、何よりの支えになります。愛情は目に見えないけれど、日々の関わりや言葉の積み重ねによって、しっかりと子どもに伝わっていくものです。
この作品は、愛情のかたちや家族のあり方について、改めて考えさせてくれるお話です。大人になった今だからこそ、自分が受け取った愛情を、次は周りの人へと返していきたいですね。
こだころ.(@pipipi.boyoyon)さんのインスタグラム
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