©pipipi.boyoyon
友人と祖母の話をしモヤモヤしたこだころ.さんは、その足で祖母のいる病院へと向かいます。祖母が植物人間になってから初めて目の前で涙を流すと、突然祖母が「あぁーーあ」と声を出したのです。涙を流しながら何かを伝えてくれようとした祖母を見て、こだころ.さんは絶対幸せになろうと思うのでした。
©pipipi.boyoyon
©pipipi.boyoyon
ある日、仲の良い友達に祖母の話を聞いてもらっていたこだころ.さん。
©pipipi.boyoyon
©pipipi.boyoyon
友人に「その気持ちわかるよ」と言われ、卑屈になっていたこだころ.さんは「一緒にしてほしくない」とモヤモヤしてしまうのでした。そして気づいたら病院に来ていたのです。
©pipipi.boyoyon
©pipipi.boyoyon
友達にひどいことを思ってしまったと落ち込むこだころ.さんは、涙を流しながら祖母に話します。祖母の目の前で涙を流すのは、倒れてから初めてのことでした。
©pipipi.boyoyon
©pipipi.boyoyon
急に「あぁーーあ」と声を出した祖母に驚きを隠せないこだころ.さん。すぐに看護師さんが来てくれ、祖母の涙を拭いてくれるのでした。
©pipipi.boyoyon
こだころ.さんの気持ちが祖母に届いたのでしょう。植物人間のはずなのに、孫の話を聞いて涙を流してくれるなんて、やっぱり祖母は昔の優しい祖母のままだったのですね。
🔴【続きを読む】「昨夜、ばーちゃが…」悲しみで胸が張り裂けた日|わたしの3人の母
愛情を注いでくれる人がいる大切さ
©pipipi.boyoyon
©pipipi.boyoyon
世の中には「生みの親と育ての親が違う」という家庭もありますが、大切なのは、どれだけの愛情を注いでもらえたかということかもしれません。血のつながりがなくても、深い愛情があれば、子どもは幸せに育つものです。
この漫画の作者・こだころ.さんも、そんな家庭環境の中で育ちました。彼女には、生みの親、継母、そして育ての親である祖母の3人の“お母さん”がいたといいます。決して平たんな道のりではなかったけれど、自分がここまで成長するうえで、それぞれの存在が欠かせなかったと振り返っています。
中でも祖母の存在は特別だったようです。こだころ.さんにとって、祖母は常に味方でいてくれる安心感と、たっぷりの愛情を与えてくれる唯一無二の存在でした。そんな祖母の支えがあったからこそ、現在の自分があると感じているそうです。
子どもにとって「自分は大切にされている」と感じられる存在がそばにいることは、何よりの支えになります。愛情は目に見えないけれど、日々の関わりや言葉の積み重ねによって、しっかりと子どもに伝わっていくものです。
この作品は、愛情のかたちや家族のあり方について、改めて考えさせてくれるお話です。大人になった今だからこそ、自分が受け取った愛情を、次は周りの人へと返していきたいですね。
こだころ.(@pipipi.boyoyon)さんのインスタグラム
🔴【今話題の漫画を読む】風邪っぽい日に食べた焼肉が、まさかの事態を引き起こす|ホルモン食べて救急車を呼んだ話










