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🔴【第1話から読む】Googleフォトで目にした、夫の衝撃動画…3人目妊娠中の私を襲った悪夢
夫の態度に怒り心頭のあいりは、母からの助言と支援で探偵を雇うことを決意。完璧な浮気の証拠が集まり、さらに不倫相手の夫も事態に気づいていることが判明します…。
最低なゲス夫と離婚するべき?
「本当に腹立たしいわね」
私はまず自分の母親に、これまでの経緯をすべて話した。母は私の話を聞きながら、何度も深くため息をついた。
「あいり…子どもたちやおなかの中の子のためにも、別れないのであれば、冷静になって目をつぶって見守るしかないわ」
母は静かに言った。
私は母の言葉に納得できなかった。雄二は今現在も相手の女と悪びれる様子もなく、会っている。車の中でやることはやっているようなのだ…。
子どものことも裏切っているのに…普通に接している態度を見ていると、本当に腹立たしかった。罪悪感なんて、少しも感じていないように見えた。
2人の母に相談した結果…
「でも、お母さん…雄二は悪気なく浮気を継続していて、少しも反省の色がないの。それに、私への態度も上から目線だし…痛い目を見させないと、一生分からないと思う…。不倫相手の女からもきちんと罪を償ってもらわないと気が済まない」
私は自分の気持ちを正直に伝えた。母は私の顔をじっと見つめ、しばらく沈黙した後、静かにうなずいた。
この一件以来、私はストレスから心身に不調をきたすようになった。妊娠中だから薬も飲めない…。不倫のことを考えると、吐き気がして食欲もわかない…。そんな私を見かねた母が、ある日、静かに言った。
「あいり…探偵にお願いをしたいんでしょ。これで、依頼をしてきなさい」
そう言って、母は私に分厚い封筒を渡してくれた。中には、探偵費用と思われる大金が入っていた。私の気持ちに寄り添ってくれた母には、何度、感謝を伝えても足りない…。
「お母さん……本当にありがとう」
涙が止まらなかった…。これで、一歩前に進める。私は意を決して、探偵を雇った。その後、姑にも、雄二の浮気のことを話した。姑は驚きを隠せない様子だったが、すぐに冷静な表情に戻った。
「あいりちゃん…雄二が少しでも罪悪感を持っているなら反省するだろうし、償うでしょう。子どもたちのことを一番に考えてあげてね」
姑の言葉は、母と同じような内容だった。
覚悟を決めて、見えた希望の光
探偵を雇い、証拠を集めること…。それが、今の私にできる唯一のことだった。
探偵は私の話を聞くと、すぐに動き出してくれた。そして、驚くほど早く、浮気の証拠が集まった。車での密会現場の写真…ラブホテルへの出入り、具体的な日付と時間。完璧な証拠の山だった。
「どうやら、相手の夫もすでに気が付いているようです。そのうち、何かしらの進展があるのではないでしょうか」
探偵のその言葉に一筋の光が見えた気がした…。これは、私だけの戦いじゃない。
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あとがき:夫と不倫相手への制裁を決意
あいりが夫の裏切りと理不尽な態度に対し、ついに具体的な行動を起こす決意が描かれました。母親からの金銭的な支援が、あいりの背中を強く押し、「探偵を雇う」という大きな一歩を踏み出します。
集まった完璧な証拠は、あいりの怒りを確信に変え、さらに、不倫相手の夫の存在が明らかになったことで、事態はより大きな局面へと進むことを予感させます。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










