Ⓒママリ
🔴【第1話から読む】夫が“性欲のままに徘徊”、信じられない裏アカを発見してしまった妻|裏アカ夫への愛が冷めきった日
妊娠後も夫婦生活はあったにもかかわらず、性欲を外に向けていた夫…。ナツは優しかった彼の裏の顔に嫌悪感を抱き、ある決意を固めます。
順調な結婚生活だと思っていた
私と康太とはまだまだ新婚だ。お互いを信頼していたからこそトントン拍子で話が進み、籍を入れたらすぐに妊娠が判明した。妊娠したからって、夫婦生活が皆無になったわけじゃない。 確かに以前に比べて回数は減ったけれど、無理のない範囲で、愛情を確かめ合うように、夫婦生活は続けていた。
それなのに、なぜ、どうして?
康太は、私の知る限りでは優しい夫だった。いつも穏やかで、優しくて、私のことを第一に考えてくれる。
「ナツ、しんどくない?」
「無理しないでね」
って、妊娠している私を常に気遣ってくれたし、仕事で疲れていても、嫌な顔一つせず家事を手伝ってくれた。
そんな彼を見て、「この人と結婚して本当に良かった」って、心から思っていたのに。
湧き上がる怒り
でもどうやら、彼の性欲は、妊婦の妻では満たされなかったらしい。
「ふっ、優しい夫のふりして影ではこれか…」 私は1人、iPadを前に、乾いた笑いを漏らした。 その笑い声は、私の心がいかに深く傷ついているかを物語っていた。 もはや怒りを超えて、呆れ果てていた。 いや、怒っていないわけじゃないけれど、この瞬間どこにもぶつけられない怒りをどう処理していいかわからなかった。
私は、黙って見過ごせるような性格じゃない。 このiPadに映し出されている証拠を彼に突きつけなければ、私の心は落ち着かないと思った。私は震える手で、自分のiPhoneを手に取った。 そして、iPadの画面に表示されているすべてのやり取りを、1つ残らず、ていねいに写真に撮っていった。 一歩一歩、まるで犯罪の現場を記録するように。
この行為は私にとって、もう後戻りできないことを意味していた。 写真を撮り終えると、私はそれらの画像をまとめて、iPhoneのアルバムに保存した。 アルバムのタイトルは「康太の裏アカ」。 その文字を見て、私は再び、乾いた笑いを漏らした。
夫を問い詰める決意
そしてその場でアルバムを康太に送信した。
贈ったメッセージは、ただ一言「説明しろ」。
その一言に、私のすべての感情を込めた。 怒り、悲しみ、失望、そして、ほんの少しの、彼のことをまだ信じたいという、淡い期待。 いや、期待なんて、もうないのかもしれない。 私は、送信ボタンをタップした。 その瞬間、私の指は、もう二度と元には戻れない道を選んだのだと、そう感じた―――。
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あとがき:仏のような夫の素顔
普段は仏のように優しい康太が、まさかSNSで「奇行」を繰り返していたとは…。その衝撃的な事実に、ナツは黙っていることができませんでした。今回、ついに彼女が反撃に出ます。証拠を手に「説明しろ。」とLINEを送ったナツと、それを受け取った康太。二人の関係は、いったいどうなってしまうのでしょうか。次回、ついに直接対決です…。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










