🔴【第1話から読む】「母は絶対に裏切らない」と信じていた…“月数万円の援助”が招いた、家族のまさかの崩壊
アパートの費用だと嘘をついてお金を借りていた義母。騙されていたことを知った夫と義姉は激怒します。さらに、余分なお金が義母の「推し活」に使われたという衝撃の事実が明らかになり、主人公はあきれてしまいます。
信じていた義母に、夫と私がダブルで騙された話…まさかの「推し活」に10万円を横領
義母にアパートの更新料として10万円を送金してから、数ヶ月が経った頃でした。ある日、義姉から夫に連絡がありました。夫と義姉は、義母のことで、これまでも何度か相談し合っていました。夫が、義姉との電話を切った後、私は夫のただならぬ雰囲気に気づきました。
「ねぇ、どうしたの?義姉さんから、何かあった?」
私の問いかけに、夫は、震える声でこう言いました。
「ハルカ(義姉の名前)から、聞いたんだ。母さん、姉ちゃんからも更新料として10万もらってたって…」
私は、自分の耳を疑いました。え、10万?義姉からも?
「更新料って、10万あれば余裕で足りるんだろ?なんで、姉ちゃんにも同じことを…」
しかも、義母は、そのことを夫にも義姉にも内緒にしていたのです。私たちは、義母に騙されていた。その事実に、私は、嘘でしょ?そんなことある?と、頭が真っ白になりました。信じていた義母に、裏切られた。しかも、お金で。
夫と義姉は、当然激怒しました。すぐに義母に連絡をしましたが、義母は、バレていることを知っているだろうに特に謝ろうとしませんでした。
義母に貸した10万円、その「使い道」に夫は絶句…
お金について夫が問い詰めたら、義母はこう言いました。
「家族なんだし、ちょっとの援助くらい迷惑じゃないでしょう?ちゃんと更新料は払ったし、これからもあなたたちの子育てはちゃんと手伝うしね」
そんな言い訳に、夫も義姉も、呆れて言葉を失いました。そして、義姉から、さらに衝撃的な事実が告げられました。
「母さん、余分に取った10万円で、推し活に全額つぎ込んだらしいよ」
推し活?その言葉を聞いた時、私は、怒りを通り越して、もう笑うしかありませんでした。嘘でしょ?そんなことある?と、爆笑してしまいました。本当に生活が苦しいわけではなく、趣味のためにお金を騙し取った。自分の子どもや孫に何か買ってあげるどころか、騙してお金を取るとは。
この世に、自分の子どものお金をあてにする母親がいるとは。この違いにびっくり。驚きすぎて笑いしか出てきません。実は私の母も、シングルマザーです。でも、私に金銭の要求や、何かを買ってくれと言ってきたことは、一度もありませんでした。むしろ、会うたびに子どもたちの服や、スーパーで食料を買ってくれたりします。
この違いに、私は、本当に驚きました。こんな親に育てられたら、私も親嫌いになっちゃうな、と、夫の気持ちを初めて心から納得しました。こんなトンデモ義母に、私たちはどうすればいいのだろう。もう、無視でいいのだろうか。
🔴【次の話を読む】義母の金銭要求を断ち切った私たち…最後に届いた「手編みのマフラー」
あとがき:怒りを通り越して笑うしかなかった話
この話では、義母が夫と義姉から二重に更新料を騙し取っていたという衝撃的な事実が明らかになります。そして、そのお金が生活費ではなく「推し活」に使われていたという事実にはあきれてしまいますよね。
嫁という立場上自分が強く言うわけにはいかない状況ですが、主人公としては怒りがおさえられなかったことでしょう。










