1. トップ
  2. トレンド・イベント
  3. ブログ・SNS
  4. 「友達の家に泊まる」夫の見え透いた嘘→ニヤつく夫への“復讐”決意する妻|独身偽装不倫夫の末路

「友達の家に泊まる」夫の見え透いた嘘→ニヤつく夫への“復讐”決意する妻|独身偽装不倫夫の末路

主人公・さくら(30歳)は、夫・実と「浮気したら別れる」という絶対の約束を交わし、お互いにそれを守っていると信じ切っていた。しかし、夫が独身のフリをして別の女性と会う計画を知ってしまう。さらに、夫は白々しいウソをついて外泊までしようとしていて…。『独身偽装不倫夫の末路』第2話をごらんください。

🔴【第1話から読む】不倫相手に「独り身だから…」ウソをついて不貞をしていた夫|独身偽装不倫夫の末路

実は不倫のために「中学の部活の飲み会」という嘘と「友人の家に泊まり」という伏線を周到に準備していた。甘い会話に嫌悪感を抱きつつ、さくらは証拠集めの準備を進める―――。

夫の気持ち悪い会話

メッセージ PIXTA

夫の実とマイのやり取りを読み返すと、冷たい怒りが胸の中で凍っていく。

「ねえマイ、俺が好きって言ったらどうする?」
「えー、どうしようかな(笑)」
「俺、会ったらすぐに抱きしめちゃうかも。ずっと会いたかったから」

子持ちのおじさんが何を言っているんだろう。本当に気持ち悪いとしか言いようがない。

彼がこのメッセージをスマホで打っていたその時間は、ちょうど夕食時だった。スマホでこの会話が交わされている間、彼は私に「今日の味噌汁、おいしかったよ」なんて話しかけていたんだろうか。一体どんな心境なのだろう。

夫が不倫旅行を計画

夫婦 会話 PIXTA

お風呂上がりの夫は、私に明後日の予定についてこうウソを吐いた。

「土曜だけど、中学の部活の飲み会に行くんだ」
「へえ~珍しいね」

私は平静を装って相槌をうつ。

「うん。久しぶりだから顔出そうかなと思ってさ」

そして夫はさらにこう言う。

「多分だけど、遅くなったら友達んち泊まるから。せっかくだから色々積もる話もあるしさ」

―――笑わせないで。

マイとホテルに行く気満々の夫に吐き気がする。そしてその嘘を、バレるとは微塵も思っていないであろう笑顔で口走る。私は自然にふるまうのが難しいほど、怒りで顔が引きつっていたと思う。

夫の全てを疑うようになった

女性 決意 PIXTA

私の心はもう冷え切っている。悲しみは遥か後方に去り、目の前にあるのは、夫への軽蔑と、それから、彼のウソをすべて暴いてやるという強い決意だけだ。

「久しぶりの再会だもんね、どうぞゆっくりしてきてね」

私は笑顔でそう言ってやった。彼は安心して、リビングのテレビをつけ、のんきにバラエティ番組を見始めた。

この瞬間、彼の心の中には、妻と子のことなんて、微塵も残っていないんだろう。私は、もう夫に話しかけるのはやめて、先に寝室に移動した。そして明後日の証拠を確実に確保するための“準備”に全力を注ぐことにしたのだ―――。

発熱中の息子を置いて「不倫相手と外泊」→夫の裏切りを暴く“沈黙の証人”|独身偽装不倫夫の末路

関連記事:

発熱中の息子を置いて「不倫相手と外泊」→夫の裏切りを暴く“沈黙の証人”|独身…

主人公・さくら(30歳)は、夫・実と「浮気したら別れる」という絶対の約束を…

🔴【続きを読む】発熱中の息子を置いて「不倫相手と外泊」→夫の裏切りを暴く“沈黙の証人”|独身偽装不倫夫の末路

あとがき:嘘の連鎖と「軽蔑」という感情

さくらの心から悲しみが去り、「軽蔑」と「強い決意」だけが残ったのは、夫が家族としての役割をまったくはたしていないと気づいたからです。彼女はもう感情では動きません。静かに嘘を見抜き、その嘘を暴くための布石を打ち始めます。

実が安心してバラエティ番組を見ている瞬間こそ、さくらにとって最大のチャンスでしたね。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

🔴【全話読む】独身偽装不倫夫の末路

🔴【今読まれています】尊敬する義母を助けたい思いが裏目に?“月数万円の援助”が招く家族の崩壊|お金をだまし取る義母

おすすめ記事

「小説」 についてもっと詳しく知る

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧

ブログ・SNSの人気記事