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人懐っこい“保育園ママ友”→気づかなかった【好意の裏にある依存心】|粘着質なママ友

明るく距離の近いママ友・森崎さんとの出会いは、決して不自然なものではなく、何も疑うことはありませんでした。しかし、次第にはっきりしてくる森崎さんの本当の正体。「好意」と「踏み込みすぎ」は、まさに紙一重です。『粘着質なママ友』第1話をごらんください。

🔴【全話読む】粘着質なママ友

保育園のママ友同士のコミュニティーの中に、突然現れた森崎さん。最初は驚いたものの、その人懐っこさにすぐに打ち解けていきました。

突如現れた存在

PIXTA

私は桜井紗季、35歳。どこにでもいるような、ごく普通の母親です。

パートで事務の仕事をしながら、4歳の息子・悠人の成長を見守り、夫の翔太とは小さなことで笑い合う。特別豪華な生活をしているわけではないですが、穏やかな毎日を積み重ねていくことが、いまの私にとっての幸せです。

悠人を送り届ける保育園は、広々とした園庭があり、先生たちも優しくて雰囲気が良いです。送り迎えの時間帯には自然とママたちが集まり、軽いあいさつや世間話を交わす。それが私にとっては、小さなコミュニティーであり、社会とのつながりでもありました。

そんな中で起こった———いや、静かに忍び寄ってきたできごと。それが後に、私の穏やかな世界をゆっくりと侵食していくことになりました。

ある春の日。年中クラスに入ってすぐのころでした。門の前で悠人を見送り、帰ろうとした時、声をかけてきたママがいました。森崎あかりさんは、私よりいくつか若く、ぱっと目を引くような明るさを持つ人でした。

森崎「桜井さん? 私、森崎です。今日ちょっと時間あったりします?」

初めて話しかけられたとは思えないほど、距離の近い笑顔。私は少し驚きながらも、悪い印象は持ちませんでした。

私「はい、大丈夫ですよ」

あの時の私は、まさかこの何気ない返事が後々まで響くとは、夢にも思っていませんでした。

新しい友人

amana images

私たちはそのまま近くのカフェに入り、子どもの話や家族の話をしました。森崎さんは人懐っこく、よく笑い、会話のテンポも軽い。初対面にしては少し打ち解けすぎている気もしましたが、新しい環境で友人ができることをうれしく感じてもいました。

それから数日、彼女とは頻繁に顔を合わせるようになりました。送り迎えの時間を合わせたかのように近づいてきては、「今日どうする?」「帰りに公園行かない?」と誘ってくれます。私は深く考えず、その好意を自然と受け取っていました。

この時の私はまだ気づいていませんでした。森崎さんの明るさの奥に、“寂しさ”とも“依存”ともつかない影が潜んでいることに。そして、その影がゆっくりと私の生活に濃く落ち始めていることにも。

🔴【続きを読む】たった一言で察知した【違和感】→ママ友のヤバい本質に気づき始めたきっかけ|粘着質なママ友

あとがき:ママ友との関係

ママ友との関係は、助け合いにもなり、時に負担にもなります。最初は「感じのいい人」だったはずなのに、気づけば距離が近すぎる——そんな経験をした方も少なくないのではないでしょうか。この物語は、自分の気持ちに気づくことの大切さを、少しずつ描いていきます。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

🔴【全話読む】粘着質なママ友

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