1. トップ
  2. トレンド・イベント
  3. ブログ・SNS
  4. 宗教にハマる義母に夫が激怒!「家族を巻き込むな」絶縁覚悟の最終通告|実母の宗教勧誘に悩んだ話#4

宗教にハマる義母に夫が激怒!「家族を巻き込むな」絶縁覚悟の最終通告|実母の宗教勧誘に悩んだ話#4

すみれは、愛する夫・新平と愛娘・美鈴に囲まれ、しあわせな日々を送っていました。しかし、実母からの執拗な「宗教勧誘」が、彼女の心を追い詰めます。幼少期から信仰を強要され、母の愛に疑問を抱き続けてきた、すみれ。ついに、産まれたばかりの娘までもが、教団の標的にされた時、彼女は長年の沈黙を破る決意をします。家族の絆と個人の尊厳を問い直す、母娘の境界線をめぐる葛藤と再生の物語。『実母の宗教勧誘に悩んだ話』第4話をごらんください。

PIXTA

🔴【第1話から読む】結婚・出産しても消えない。「信仰なき者は不幸」母の呪いが、私を蝕む理由

すべてを知った新平は、おびえるすみれを優しく包み込む。再びかかってきた母からの電話に、新平は毅然とした態度で対峙する。「信仰は自由だが、強要は支配だ」と言い放ち、絶縁覚悟で家族の境界線を宣告し…。

夫にすべてを打ち明ける

夫婦 相談 PIXTA

「……全部、話してごらん」

新平は、泣き止まない美鈴を優しく受け取り、私をソファーに座らせました。私はふるえる声で、これまでかくしていたすべてを打ち明けました。

母が幼少期から宗教にのめり込んでいたこと。

私が何度も拒絶してきたのに、折にふれて執拗な勧誘が続いていたこと…。そして、今日、美鈴を勝手に教団の会員に登録したと言われたこと。

「ごめんなさい……こんなこと、新平さんに言ったら、私たちの関係までこわれちゃうんじゃないかって…こわくて」

私がヒザの上で拳を握りしめていると、新平は大きな手でそれをそっと包み込んでくれました。

「愛」じゃなくて「支配」

夫婦 相談 PIXTA

「すみれ、何を言ってるんだ。一人でそんなに苦しんでいたのに、気づけなくてごめん」

新平のひとみには、軽蔑ではなく、深い悲しみと静かな怒りが宿っていました。

「お義母さんが何を信じるかは、お義母さんの自由だ。でも、それを、すみれや美鈴に強要するのは、絶対にまちがっている。それは愛じゃなくて、ただの支配だよ」

その言葉に、私の心がスッと軽くなるのを感じました。

支配…そう、私は母の信じる「正しさ」にずっと支配され、そこから逃げ出せずにいたのです。

母と対峙した夫

男性 電話 PIXTA

その時、私のスマートフォンが再びなりました。母からです。

「また、お母さんだ……!どうしよう、出たくない……」

おびえる私を見て、新平は静かに手を伸ばしました。

「俺が出るよ。いい?」

私はうなずきました。

新平はスピーカーモードにして、通話ボタンを押しました。

「もしもし、すみれ? さっきは……」

「お義母さん、新平です。今、すみれからすべて聞きました」

電話の向こうで、母が息をのむのが分かりました。

「あら…新平さん。すみれが何か言った?私はね、ただ、家族のしあわせを……」

「いいえ、お義母さん。すみれが話してくれたのは、彼女自身の『悲しみ』です。お義母さんが、彼女の意思をムシし、産まれたばかりの娘まで巻き込もうとしていることに、彼女は深く傷ついています」

「そんな……私は善意で……」

「善意なら、何をしてもいいわけじゃありませんよね。私たちは、お義母さんの信仰を否定はしません。でも、私たちの家族は全員、その宗教に入る気は一切ありません」

新平の声は低く、そしてゆるぎないものでした。

「もし、今後一度でも勧誘の話をされるなら、僕たちは『親戚』としてお付き合いを続けることはできません。美鈴にも、会わせるわけにはいきません。縁を切る覚悟で言っています」

「縁を切るなんて……そんなの、あんまりじゃない!」

母の取り乱した声がひびきます。しかし、新平はさらに言葉を続けました。

🔴【続きを読む】「愛」という名の洗脳30年。実母を拒絶して初めて知った、本当の自由

あとがき:盾となる人の存在

新平さんの言葉が、暗闇にいたすみれさんに光を灯してくれました。

「それは、愛じゃなくて支配だよ」という一言は、彼女が長年自分に言い聞かせようとしてできなかった真実です。血のつながりがあるからこそ、言えないことを、家族を守るために代弁してくれるパートナーの存在は、どれほど心強かったことでしょう。

母の言葉に流されず、何が一番大切なのかを突きつける新平さんの、ゆるぎない決意に、一筋の希望が見えたエピソードでした。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

🔴【全話読む】実母の宗教勧誘に悩んだ話

🔴【今読まれています】「あれ、ない……?」私の“タンス貯金”が消えた日|娘がお金を盗んだ話

おすすめ記事

「小説」 についてもっと詳しく知る

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧