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人の幸せを妬む気持ちが止められず“孤立”→35歳・独身親友の悲しい末路|人の幸せを妬む友人

35歳、独身。大学時代からの親友・静江と「ずっと一緒」だと信じていた奈津子。しかし、奈津子の婚約を機に、二人の歯車は狂い始めます。幸せの絶頂にいる奈津子と、失恋の傷が癒えない静江。祝福したい気持ちの裏側で、制御不能な「嫉妬」という怪物に飲み込まれていく親友……。女の友情はライフステージの変化に耐えられないのか? 誰もが経験しうる、眩しくも残酷な決別と成長を描く、切実な友情の物語『人の幸せを妬む友人』第5話をごらんください。

🔴【第1話から読む】彼氏と破局した友人に【婚約報告】→親友との関係が歪んだきっかけ|人の幸せを妬む友人

式を終えた奈津子は、静江が他の式で周囲を拒絶するような問題を起こしたと知る。親友との関係が壊れたことに傷つきながらも、奈津子は今の生活を大切にすると誓う。いつか静江が幸せをつかみ、笑い合える日が来ることを願いながら。

親友のその後を聞く

結婚式 PIXTA

結婚式は、素晴らしいものになりました。 大好きな人たちに囲まれ、祝福され、私は本当に幸せでした。 その中に静江の姿がない寂しさはありましたが、私は前を向こうと決めていました。

後日、大学時代の別の友人・真由美と会った時のことです。

「……そういえば、静江のこと聞いた?」

真由美が少し言いにくそうに切り出しました。

「ううん、あの日以来連絡取ってないけど」
「あのあと、地元の友達の結婚式に出たらしいんだけど、そこでかなり問題起こしたみたいで。料理がまずいだの、引き出物が安っぽいだの、聞こえるような声で文句言ってたんだって。新婦も泣いちゃって……。みんな彼女と距離を置こうって話になってるよ」

他人に幸せを妬みすぎた親友

妬み PIXTA

ショックでした。あんなに優しかった静江が、どうしてそこまで変わってしまったのか。

「静江のつらい気持ちはわかるけどさ、人の幸せを妬んでばかりだと、自分の一番大事なものまで失っちゃうんだね……」

真由美の言葉が重く響きました。

私は改めて、俊平さんと歩むこの日常を大切にしようと思いました。 人の幸せを呪っても、自分の状況が良くなるわけではありません。むしろ、自分の中の「幸せを感じるセンサー」を壊してしまうだけ。

親友と距離を置いても、あのころは忘れない

女性 前向き PIXTA

今でも時々、静江と2人で朝まで飲み明かした日々を思い出します。 あの日々は、間違いなく本物でした。 静江が今、どんな気持ちで過ごしているのかはわかりません。 私に対する憎しみが消えていないのかもしれません。

でも、私は心に決めています。 いつか、もし 彼女が自分の足で立ち上がり、心から「幸せだ」と思える日が来て、それを私に報告してくれたなら、 その時は、私は彼女がしてくれなかったことをしてあげたい。

「本当におめでとう。良かったね、静江」と。

過去のわだかまりをすべて捨てて、心からの笑顔で祝福してあげたい。それが、かつての親友に対して私ができる、最後で最大の友情の形だと思うから。

私は私の幸せを大切にしながら、いつか彼女に穏やかな春が来ることを、遠くから願っています―――。

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あとがき:いつかまた、違う形で

結末で語られる静江の変貌は衝撃的ですが、嫉妬が人をここまで変えてしまうという教訓でもあります。しかし、奈津子は彼女を憎むのではなく、「いつか祝福を返したい」と願うことで物語を閉じました。これは執着を手放し、精神的に自立した証です。いつか二人の道が再び交わることがあるならば、それはお互いが「自分の足で立ち、自分の人生を肯定できたとき」なのでしょう。切なくも希望ある幕引きです。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

🔴【全話読む】人の幸せを妬む友人

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