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「彼を私にゆずって」届いた差出人不明の封筒。地獄の不倫劇の再燃|不倫女から手紙がきた話

生後5か月の娘と夫と暮らす、由奈。夫の不倫を乗り越え、おだやかなしあわせを信じていた由奈の元に、ある日、差出人不明の「宣戦布告」が届きます。「彼を私にゆずって」…平然と家庭をこわしにかかる不倫相手の女…。うら切りの再燃を知った由奈は、親友や義両親を味方につけ、反撃の準備を進めます。「自宅」という聖域を汚した2人を、最悪の結末へとたたき落とす…。母として、一人の女性として、再生を懸けた逆転劇。『不倫女から手紙がきた話』第1話をごらんください。

PIXTA

🔴【全話読む】不倫女から手紙がきた話

生後5か月の娘を育てる由奈は、夫・大和の一度の不倫を乗り越え、家族3人でしあわせに暮らす未来を信じていた。しかし、ある日、ポストに届いたのは「大和さんをゆずって」という、不倫相手からの手紙。平穏な日常が、恐怖へと一変する。

"再構築"を選んだ私たち

夫 娘 PIXTA

「あ、またミナが笑った。かわいいね」

生後5か月の娘、ミナのぷにぷにしたほっぺをつつきながら、私はおだやかな午後の時間を過ごしていました。

私の名前は由奈、28歳。29歳の夫・大和と、この春生まれたばかりのミナとの3人暮らしです。

大和との結婚生活は、一見すればしあせそのものでした。でも、私の心には、常に小さなトゲが刺さっています。

それは、2年前、大和が一度だけ不倫をしたこと。

あの時は「魔が差した」と泣いてあやまる大和を、若かった私は信じてゆるしてしまいました。

今は子どももいるし、彼はきっと変わってくれた。そう自分に言い聞かせていたんです。

差出人不明の手紙

手紙 PIXTA

そんなある日、郵便ポストに「差出人不明」の封筒が入っていました。

「なんだろう、ダイレクトメールかな……?」

かるい気持ちで封を開けた私は、血の気が引くのを感じました。

便箋には、ふるえるような文字でこう書かれていたのです。

「大和さんを、私にゆずってください。彼はあなたといても、しあわせそうじゃありません。これ以上、彼をしばり付けないで。」

「……えっ…なに、これ……」

心臓が早鐘を打ち始めます。

頭の中が真っ白になりました。いやな予感が確信に変わる瞬間でした。

(また、やっていたんだ)

しかも、相手の女性は、私の家の住所を知っていて、直接、手紙を送りつけてくるほど大胆で、執着心が強い。

またしても、夫にうら切られていた

電話 泣く PIXTA

「うそでしょ……ミナがいるのに。どうして?」

大和のうら切りへの怒りと同時に、底知れない恐怖がおそってきました。

家というプライベートな空間を、見知らぬ不倫相手にのぞき見られているような感覚。

私はふるえる手で、千絵に電話をかけました。

千絵は私のおさななじみで、2年前の不倫騒動の時も、ずっと支えてくれた唯一の親友です。

「由奈? どうしたの」

「千絵……助けて。大和が、また……それに、変な手紙が届いたの。家に……」

私は泣きながら事情を説明しました。

しあわせだと思い込もうとしていた日常が、たった一枚の手紙で、音を立ててくずれ去っていきました。

🔴【続きを読む】震える手に親友が授けた秘策!暴かれた夫の"不倫相手"…その正体とは

あとがき:女の勘と、最悪の答え合わせ

しあわせな育児生活のうらで、知らない女が自分の家の住所を知っている……。

この「得体の知れない恐怖」こそが、サレ妻(不倫された妻)が味わう地獄の始まりです。

読者の皆さんも、一度、うしなった信頼を、再構築する難しさに共感したのではないでしょうか。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

🔴【全話読む】不倫女から手紙がきた話

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