🔴【第1話から読む】「彼を私にゆずって」届いた差出人不明の封筒。地獄の不倫劇の再燃
不倫相手が、夫の部下だと判明。さらに、防犯カメラに映っていたのは、由奈の不在時に不倫相手・美咲を自宅に招き入れる大和の姿だった。「自宅」という聖域を汚された怒りにふるえる由奈は、義両親にすべてを打ち明け…。
怒りを通り越してしまった…
探偵の調査により特定された女性の名は、「高橋美咲」。大和の職場の後輩でした。
探偵からの報告書には、たのしそうにウデを組んで歩く2人の写真が、何枚も添えられていました。
「やっぱり、職場か……」
一度、不倫が発覚したとき、あんなに泣いて謝罪をしていたのに…。怒りを通り越して、あきれる感情が込み上げます。
しかし、衝撃はそれだけではありませんでした。
千絵が、一緒に設置した玄関カメラの録画を確認していた時のことです。
「ねぇ、由奈……これ見て」
画面には、私がミナを連れて出かける映像が映っていました。
不倫相手を家に上げていた夫
「この日は、大和に、"夜まで実家にいる"って伝えていた日だわ…」
私とミナを送り出したあと、大和は仕事には行かず、一人の女性を家へ招き入れる様子が映し出されました。
「は……ウソでしょ。私たちの家に……?」
2人は堂々と玄関を入り、数時間後、何ごともなかったかのように出ていきました。
女性は、私に手紙を送ってきた、あの「高橋美咲」です。
彼女は、カメラの存在に気づくこともなく、勝ちほこったような笑みをうかべて、家の門をくぐっていました。
「ゆるせない……! ミナが寝ているベッドも、私たちが食事をするリビングも、全部あいつらに汚されたんだ」
ふるえが止まりません。不倫だけでもゆるせないのに、家族がいないスキに自宅に連れ込むなんて…。人として終わっている。
義実家へ夫の不貞を告白
「由奈、まだよ。もっと確実な…逃げられない証拠をそろえよう」
千絵が私の手をにぎりました。
「週末、由奈はミナちゃんを連れて実家に帰るよね? やつらは絶対、そこをねらってくる。リビングにボイスレコーダーを仕掛けよう。あと、義両親にも、全部話すべきだよ。味方につけておかないと」
意を決して、私は義実家へと向かいました。
義両親は、大和を甘やかしているところもありましたが、初孫であるミナのことを溺愛しています。
2年前の不倫の話も含め、今回の手紙とカメラの映像をすべて見せると、義父は激怒し、義母は絶句しました。
「大和が……こんなことを……。由奈さん、本当に申し訳ない」
「お義父さん、お義母さん。私はもう、離婚するつもりです。そのために、最後の手助けをお願いできませんか?」
🔴【続きを読む】「この家、早く…」不倫相手が放った戦慄の一言。録音機が暴く略奪の全貌
あとがき:「家」という聖域を汚した罪
不倫だけでもゆるせませんが、自分の寝室やキッチンに別の女を上げる行為は、妻にとって最も耐えがたい侮辱です。
不倫相手・美咲が、勝ちほこった顔で門をくぐるシーンには、怒りが頂点に達した読者も多いはず。由奈は、千絵の助言で、感情的な爆発を抑え、義両親という「大和の逃げ場」を封じる策に出ます。
初孫を愛する義両親を味方にしたことで、大和には、「法的」以上の制裁が待ち受けているでしょう。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










