主人公の春奈と夫・優太は結婚2年目の新米夫婦。そんな2人の新居には頻繁に義兄と恋人が訪ねてくるのですが、その態度に春奈はモヤモヤをつのらせていました。
毎週のように来る義兄カップル
義兄「おい優太~飲もうぜ!」
亜美(義兄の彼女)「いつもごめんね~また来ちゃったよ」
雄太「兄さん、亜美(あみ)さん、いらっしゃい」
玄関で交わされる会話に、げんなりとする。今日は土曜日。結婚生活2年目である私と優太の優雅な午後は、いつも義兄とその恋人によって邪魔されている。
私の名前は岡部春奈、28歳。大学時代から付き合っていた2歳年上の優太と2年前に結婚した。名の通り優しい優太と、気が強い私。バランスがいいと評される私たちの生活は幸せだったが、時折訪れる義兄の存在によって乱された。
義兄「お、今日は鍋か。いいね、温まるわ」
亜美「春奈ちゃんは料理上手だもんね、ごちそうさま~」
春奈「はは…どうも」
ずけずけとキッチンにまで入って料理を覗き、冷蔵庫を開け、持ってきた缶ビールや酎ハイを入れる義兄カップル。ほとんど毎週来る彼らに、私は困っていた。
わけあり退職の過去を持つ義兄
義兄がバリバリ働いていた会社を辞めたのは、ちょうど私たちの結婚と同時期だった。それまで商社の営業職として働いていた義兄の退職を聞かされた時は、私も驚いた。
雄太「え、兄さんが退職?どうして」
面食らった様子で優太は義母に理由を聞く。
義母「なんかね、パワハラがあったっていうのよ。上司にめちゃくちゃに言われて、精神的に疲れたって」
雄太「知らなかった。兄さん、大変だったんだ。じゃあ今は充電中ってとこなんだね」
優太は義兄を心配した。義兄、優太、義妹は仲が良いのでお互いに気遣いあっている印象だった。中でも義兄はしっかり者でなんでもはっきり言えるタイプに見えたので、上司のパワハラでと聞いた時は驚いた。
新居を義実家の近くに構えた私たちのもとには、義兄がよく遊びに来るようになった。最初は好意的に迎え入れていたが、最近は恋人まで連れてきて「タダ飯を食べにきている」という雰囲気で、モヤモヤする気持ちがふくらんでいた。
夫は義兄を庇うばかり
義兄と亜美さんは図々しい態度で夕食時間前に来ては、酒盛りをして盛り上がる。下戸な優太が喜ぶはずもないのに、優太は気を遣ってお酒を飲んでいた。そのことについて優太に聞くと、決まって義兄をかばう。
優太「兄さんは今リフレッシュ中だから、付き合ってやらないと」
春奈「2年も経つし、今はお義兄さんも今はバイトしてるじゃない」
優太「そうは言っても寂しいんだろ、いいじゃん親戚なんだし」
こういうすれ違いが続くと彼と私の間に、亀裂が生まれてしまう。モヤモヤし続ける状況に、私は頭を抱えていた。
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あとがき:図々しい義兄、味方をしない夫
主人公の春奈は、義兄とその恋人のほぼ毎週となる来訪にまいっています。リラックスできるはずのプライベート空間へ頻繁に入り込まれるのは、嫌なものですね。それだけでなく、強く出られない夫の優太に対しても、歯がゆい思いをしているようです。
春奈を義家族から守れるのは夫だけなのに、優太はそれがわかっていない様子。春奈の苦々しい気持ちが伝わるエピソードでした。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています。










