🔴【第1話から読む】深夜23時に不倫未遂…最愛の夫とママ友が企てた、"禁断の密会内容"
「不倫未遂」の件で疎遠になっていた、由真とサクラ。しかし、ほどなくして、サクラから「離婚裁判で訴える」という脅しを受けることに…。妊娠中の由真は心労が重なり、とうとう緊急入院をするほど危険な状態に…。
切迫流産で緊急入院に…
「裁判で訴える」という、脅しの連絡を受け、私は身も心もボロボロになっていました。
理不尽さに理解が追いつかず、夜はまったく寝られませんでした。体も心もつかれきっているはずなのに、目を閉じても寝つけません。
たまに、気絶のように寝落ちすることもあったのですが、そのまま眠れたかと思えば、ひどい悪夢ばかり見てしまって、飛び起きるように目が覚めるのです。
ふとした瞬間、恐怖の波が押し寄せるかのように、サクラとのことを思い出してしまいます。「訴える」という言葉を、何度も何度も頭のなかで反芻してしまい、その度に涙があふれて止まらない日々が続きました。
そんな日々は、やはりおなかの子にもいい影響を与えなかったようです。
定期検診に行った際、「切迫流産」であると診断されてしまい、緊急入院をすることになりました。
心の弱さで、授かった命が危険にさらされてしまっている現実に、不甲斐なさを感じました。
(私が何をしたって言うの…)
と、問い続ける毎日でした。
産後、またしても不穏な気配が
その後、特に訴えられることなく、ぶじに2人目を出産することができました。
出産を終えてから2週間後。新生児育児に四苦八苦しながらも、一斗の献身的なサポートのおかげで、家族4人、しあわせな日々を過ごしていました。
すると、突然、サクラが自宅までやってきたのです。
「え…サクラ?急に家まできて…どうしたの」
サクラは切羽詰まっている様に見えました…。少し見ない間、裁判で何があったのか?と、聞きたくなるくらいには、つかれ果てた姿になっていました。
「急に来ておどろかせてるかもしれないけど…」
彼女は、開口一番に信じられないようなことを言ってきたのです。
「葵が勝手に色々言ってた件、全部、誤解だから」
今度は、「葵」の名前を出し、言い訳を始めました。だれかを「悪者」に定めてからでしか、話をすることができないのでしょうか…。
「あの、本当に急だし…どの件のこと?裁判で訴えるとか言ってたこと…?誤解だって言うなら、そう思うことにするから。それでいいでしょ?」
「そうなんだけど、これでおわりじゃ、私がスッキリしなくて…」
この言葉を聞いた途端、私の中で何かが弾ける音がしました。私の中で堰き止めていた、黒々とした感情…。次の瞬間、一気に堤防が決壊するように、私の怒りはサクラに向かって押し寄せました。
🔴【続きを読む】友情が壊れた日…「二度と家に来ないで」元親友に放った"最後の優しさ"
あとがき:かつての親友はもういない
苦境のなかにあっても、あたらしい命をまもるために必死に出産に臨んだ、由真。ぶじに第二子を迎えることができました。しあわせいっぱいの中、またしてもサクラが目の前に現れ、由真の心のうちはおだやかではいられないことでしょう。
そして、サクラの保身に満ちた無神経な発言が、とうとう由真の感情のふたを開けることになりました。かつては、「親友」だった2人…。ここまで歯車がちがってしまったのは、どんな運命なのでしょうか。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










