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🔴【第1話から読む】最強の"シンママタッグ"が崩壊?アプリ男と同棲を強行した親友
再婚したサユミに対し、玲奈は生活の荒廃を露呈させる。仕事を辞め、素性の知れない男に、わが子をあずけて夜の街へ…。母親の忠告も、サユミの助言も「しあわせな再婚さまの説教」とはねのけ、借金まみれの男との泥沼に沈んでいく。
彼女から「連絡の質」が変わり始めた
私が恭司さんと再婚し、あたらしい生活になれ始めたころ…。玲奈からの連絡は、グチと、「助けて」の二択になっていきました。
「サイアク! お母さんにまた、説教された。仕事を辞めて男と住むのが、そんなにわるいこと? 私の勝手じゃん!」
電話越しにわめく玲奈…。
彼女の母親は、昔からきびしいけれど、誠実で正直な人でした。
玲奈が、子どもをおいて男とあそび歩くようになり、実家を飛び出したことに激怒し、ついには、警察沙汰の親子げんかにまで発展したそうです。
同じ母親として理解できないことばかり…
「玲奈…おばさんの言うことは正論だよ。無断欠勤くり返して…仕事までうしなって、これからどうするの?」
「仕事なんて…夜職でもはじめればいいでしょ? 稼げるし。その間は、彼氏が子どもを見ててくれるから大丈夫」
絶句しました。
出会って数か月の…定職にもついていない男に、1歳と4歳の子どもをあずけて、夜の街に出る……。
同じ母親として、その神経が理解できませんでした。
「……彼、信頼できる人なの? 子どもたち、なついてる?」
「さあ? 寝てる間に出かけるから、関係ないし。…それより聞いてよ、彼さ、実は借金があったの。しかも、離婚の原因も、不倫されて被害者だって言ってたのに…本当は、自分が不倫してたんだって。ウケるよねー」
ちっとも笑えませんでした。
彼女の声からは、かつてのやさしさが消え、投げやりで攻撃的なひびきだけがのこっていました。
友人には私の声は届かない…
「玲奈!目をさまして。子どもたちがかわいそうだよ!」
「あーはいはい。しあわせな再婚さまは余裕ですねー。説教ならもういいわ」
ブチッと切れた通話音…。
私は、スマホをにぎりしめたまま、リビングでシンとリンが恭司さんとわらい合っている声を聞いていました。
「パパー!見て、恐竜、描いたよ!」
「おお、シン、上手だな! リンも一緒に色をぬるか?」
そんなおだやかな日常が、玲奈の家からは完全にうしなわれている…。
彼女が追い求めている「しあわせ」は、一体どこにあるのだろう。
私にはもう、彼女の進む先が、真っ暗なガケっぷちにしか見えませんでした。
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あとがき:「破滅の道」を選ぶとき
温かな家庭をきずくサユミと、夜の街に居場所を求める玲奈。その対比に胸がしめ付けられます。玲奈が男に固執したのは、愛というよりは「自分を認めてくれる存在」への渇望だったのでしょう。
しかし、その代償として、子どもたちの安全がおびやかされる現実から目を逸らす姿は、同じ「母親」として見過ごせない恐怖を感じさせます。正論が届かないほど心がすさんでしまった時、人は自ら破滅の道を選んでしまうのかもしれません。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










