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🔴【第1話から読む】最強の"シンママタッグ"が崩壊?アプリ男と同棲を強行した親友
平穏な新生活を送るサユミの家に、泥酔した玲奈が襲来。家族を侮辱する彼女に対し、夫の恭司が立ちはだかる。「血のつながりではなく、覚悟が"父"にする」と一蹴し、玲奈の無責任さを冷徹に批判する。
招かれざる客となった友人
恭司さんと再婚し、私たちは念願のマイホームを購入しました。
あたらしい環境で、シンとリン…そして、おなかの赤ちゃんと、しずかでおだやかな時間をすごしていたある日…。
深夜に、はげしいインターホンの音とどなり声が聞こえ、私たちはとび起きました。
「サユミー! 出てきなさいよ! 自分だけしあわせになろうっての…?うらぎりもの!」
ドアを開けると、そこには、泥酔し、髪をふり乱した玲奈が立っていました。
「所詮は義理の父親」と言われ…
「子どもたちをうばわれた……!私の人生、めちゃくちゃよ」
玲奈は玄関で叫ぶと、今度は声を低くしてささやくようにつぶやきました。
「…ねえ、恭司とか言ったけ? サユミ…あんたもだまされてるのよ。あたらしい子が生まれたら、つれ子のシンやリンのことなんて、どうせかわいがらなくなるに決まってる…。所詮は義理の父親でしょ?」
彼女の口から出た残酷な言葉に、私はこおりつきました。
しかし、その時、いつも温厚な恭司さんの空気が、一瞬でするどいものに変わりました。
「……いいかげんにしてください」
夫の言葉と覚悟に救われる
恭司さんは、ふるえる私を背中にかくし、冷徹なまでのしずかさで玲奈に向かって語りかけました。
「シンとリンは私の大切な子どもです。"血がつながっている"かどうかではなく、共に過ごした時間と、これから守っていく覚悟が、私を"父親"にするんです」
「な、なによ……」
「自分の寂しさをうめるために、他人の家族の絆を汚さないでいただきたい」
玲奈は、恭司さんその強い言葉にたじろぎ、後退りをしました。
「子どもをうしなったのは…あなた自身が"母親"であることを捨て、自分の欲望を優先した結果だ」
「…うるさい!あんたに何がわかんのよ…!」
「帰りなさい。これ以上、さわぐなら、警察を呼びます」
恭司さんの圧倒的な拒絶に、玲奈は言葉をうしない、逃げるように夜の闇へと消えていきました。
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あとがき:血縁を超えた「父親」の覚悟
深夜の修羅場で、恭司が見せた毅然とした態度は、読者に深いカタルシスをあたえます。
玲奈がはなった「つれ子への差別」という、のろいの言葉…。それを、彼は「まもっていく覚悟」という光の言葉で打ち消しました。血のつながりを言いわけにする玲奈と、血を超えて絆をきずこうとする恭司。
この対峙によって、玲奈は自分がうしなったものの正体が「環境」ではなく、「愛する覚悟」であったことを、突きつけられたのではないでしょうか。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










