🔴【第1話から読む】夫に対して「安月給」「情けない」→過保護だった母の暴言に困惑|実母との同居トラブル
過保護な母と二世帯住宅で同居し始めた主人公・諒子ですが、母は諒子夫妻の不在時に勝手に家へ入り、模様替えをしてしまいます。勝手な行動に怒る諒子と夫ですが、母とはわかり合うことができず…。
勝手にされた模様替え
二世帯住宅に住み始めて2年。事件は、私たちが家族で出かけていたある週末に起こりました。帰宅すると、部屋が勝手に模様替えされていたのです。驚いて玄関で固まっていると、母が平然とした顔でやってきて言ったのです。
「今日、風水が得意なお友達が来たのよ!こっちの家の中も見てもらってね、お友達のご主人にも手伝ってもらって、運気が上がる配置に変えたの」
頭の中が真っ白になりました。勝手に合鍵を使い、私たちが不在の家に他人を招き入れた?
「お母さん、それはやめてよ。勝手に家具の配置を変えられるのもイヤだし、私たちが知らない他人を入れたのもあり得ない」
「なによ、親切心で家を見てくれたのよ?悪運ばかりの配置だったんだから、ここまでしてもらって感謝してほしいくらいよ」
風水的に運がよくなろうが、私の気分が晴れるわけがありません。日々の忙しさで散らかった家に、赤の他人が入り込んで家具の位置を変えるなんてあってはならないこと。母には、プライバシーという概念が欠落していました。
夫が気持ちを代弁してくれたのだが…
「そもそもね、あなたたちが大して稼ぎもなくて透哉に大した暮らしをさせられてないのも、風水的に金運が悪いからなのよ。これからは運がよくなったんだから、もっとしっかり働かないとね」
意味不明な主張を繰り返す母。そんな中、それまで黙っていた夫・浩二がついに口を開きました。
「お義母さん、お気持ちはうれしいのですが、今後僕たちが不在のときはそういうことはやめてほしいです」
浩二は穏やかな言い回しながらも、母にはっきり言ってくれました。私は浩二がしっかり気持ちを話してくれたことがうれしかったのですが、母にとっては興奮した心境に油を注ぐことにしかならなかったようです。
エスカレートする母
「ふん、なによ。せっかくの親切心に泥を塗るのね」
鬼のような形相で母は自分の家の方に帰っていきました。その日は引き下がってくれたように見えたのですが、翌日以降、母のしつこい恨み節に私は頭を悩ませることになったのです。毎日のように私を呼び止めては、浩二の態度が気に入らないと言い続けます。私は頭がおかしくなりそうでした。
そこで私は母がいない時間帯に父を呼び出し、これまでのすべてをぶちまけました。母が勝手に家に入ったこと、浩二を侮辱し続けていること、孫の世話にまで金銭を要求されたこと。父は驚きながら話を聞いてくれて、その日のうちに母を厳しく諭してくれました。
「いい加減にしろよ。お前がしていることの方がよほど非常識だぞ」
しかし、母は「あなたに私の気持ちなんてわからないわよ」と意に介す様子はなく、態度を軟化させることもありませんでした。母の強硬な態度によって、私たちの平穏な生活は徐々に壊されていったのです。
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あとがき:聖域を侵す、母という名の侵入者
プライバシーの欠落した母の行動は、恐怖を通り越して狂気すら感じさせます。自分の正義を疑わず、指摘されれば「逆ギレ」で返す姿は、対話が不可能な絶望を物語っていますね。夫の浩二が勇気を出して伝えた言葉さえ、母のプライドを傷つける火種にしかならなかったようです。
父の言葉も届かない今の母にとって、娘は一人の女性ではなく、自分を肯定するための道具なのでしょうか。この断絶が、物語を大きな決断へと動かしていきます。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










