油性ペンはエタノールで落とすのがおすすめ
油性ペンや油性マジックの汚れはせっけんや洗剤ではなく、エタノールで落とします。市販で売っている消毒用エタノールを用います。普段は手の消毒や家具の掃除などに使われますが、油性ペンの汚れを落とすこともできるんです。消毒用エタノールを霧吹きスプレーに入れて使うと便利に。
エタノールはドラッグストアなどで購入することができます。エタノールはアルコールなので、火のそばで使わないよう注意しましょう。
いろいろな場所についた油性ペンを消す方法
油性ペンが付着したものによって汚れの落ち具合も変わってきますが、基本的には全てエタノールで落とすことができます。汚れを落とそうとエタノールを使いすぎると、痛んだり変色したりすることもあるため、様子を見ながら汚れ落としをしていきます。
洋服などの布
子供が持っている油性ペンを振り回して、洋服についてしまうことはよくあるかと思います。服についた油性マジックも、消毒用エタノールで落とすことが可能です。完全に落とすことは難しいですが、汚れを目立たなくさせることができます。
汚れ部分にエタノールを垂らし、あて布をして、裏側からとんとんとたたきます。そうすることで、あて布に汚れが移ります。この際、エタノールが床や机につかないよう、ビニールを敷くか、洗面台で落とすのをおすすめします。汚れが大体落ちたら、洗濯してエタノールを落とします。
フローリングやテーブルなどの木素材
床でお絵描きしていたらそのままフローリングやテーブルにも描いてしまうこと、よくありますよね。木の床や家具も、エタノールをつけた布で擦ります。またエタノールがない場合は、みかんの皮で擦るのも効果的だと言われています。
みかんの皮だと安心ですし、これだと子供も楽しんで掃除してくれるかもしれませんね。
窓などのガラス
ガラスについた油性ペンの汚れは良く落ちます。エタノールを染み込ませた布で拭くか、またはプラスチック消しゴムでも消すことができます。汚れがなくなるまで繰り返しましょう。エタノールで肌が荒れてしまう場合は、手袋を付けることをおすすめします。
エタノールは普段の掃除にも
エタノールは油性ペン以外にも、掃除に使うことができます。特に油汚れに効くため、キッチンの掃除に最適。無水エタノールはすぐに揮発するため、フローリングや窓の皮脂汚れなどをさっと拭きたいときに便利です。二度拭きする手間が省けるからです。また消毒用エタノールは文字通り、子供がよく触れる家具やおもちゃに吹きかけると消毒効果も。
この機会に、エタノールの掃除に慣れると普段の掃除も楽になるかもしれませんね。