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孤独になったママ友。攻撃的だった理由を吐露するも...|人をバカにするママ友

娘の幼稚園入園を機に出会った、年下の華やかなママ友・小百合。二人きりの時は良き相談相手の彼女でしたが、周囲に人がいると一変、私を貶める発言を繰り返すように……。附属校ゆえの18年続く関係に、耐えるしかないと自分を殺してきた薫。しかし、彼女の攻撃はエスカレートし、ついには子どもの嘘まで吐き始めます。大切な娘の笑顔を守るため、静かに耐えてきた母親が、歪んだ友情の鎖を断ち切るために立ち上がります。「人をバカにするママ友」最終話をごらんください。

🔴【第1話から読む】「出かけてばっかりだから忙しいんでしょ?羨ましいな」大声で嫌味!フレネミーママ友の策略

騒動後、やつれた小百合は薫に謝罪し、自身の劣等感と孤独を吐露する。薫は同情しつつも決別を選択。小百合は静かに去り、子どもたちは親の確執に関係なく仲良く遊ぶ。薫は自分らしく歩む平穏な日常を取り戻した。

ママ友が私をバカにしてきた理由

女性 謝罪 PIXTA

あの日、ランチ会の空気は一変しました。小百合さんは必死に言い訳を口にしていましたが、複数のママたちから具体的な事実を突きつけられ、最後には震える手でバッグを握りしめ、逃げるように店を後にしました。

彼女がなぜ、あそこまで執拗に私を下げようとしていたのか。その理由は、騒動から数日後、意外な形で明らかになりました。

降園時、園の駐車場で車に乗り込もうとした私の背後に、聞き覚えのある声が響いたのです。

「……薫さん、ちょっと待って」 振り返ると、そこには以前の華やかさは影を潜め、ひどくやつれた様子の小百合さんが立っていました。私は反射的に身構えました。

ママ友の謝罪は受け入れたけど…

ママ友 会話 PIXTA

「小百合さん……。何の御用?」

彼女は地面を見つめたまま、絞り出すような声で言いました。

「……悔しかったの。薫さんは、いつも自然体で、ご主人とも仲が良くて、ひかるちゃんも素直で……。私は、お受験塾のママたちに『附属上がりはレベルが低い』って馬鹿にされて、家でも夫に『高い月謝を払ってるんだから結果を出せ』って責められて……」

彼女の目から涙がこぼれました。

「誰かを下に見ていないと、自分が消えてしまいそうだった。一番優しくしてくれた薫さんを傷つけることでしか、自分の価値を確かめられなかったの。本当に……ごめんなさい」

それは謝罪というよりも、自分の弱さを吐き出しているだけのように聞こえました。彼女の背景に同情する気持ちが全くないわけではありません。

でも、そのために私やひかるが利用され、傷つけられた事実は消えません。

「小百合さん。理由はどうあれ、あなたがしたことは『友達』がすることじゃないわ。……もう、以前のような関係には戻れない」

私はそれだけを告げ、車に乗り込みました。バックミラーに映る彼女の姿は、あまりにも小さく、孤独に見えました。

その後、小百合さんは驚くほど大人しくなりました。ランチ会や集まりにも一切顔を出さなくなり、しばらくして「家庭の事情」という名目で、あんなに固執していたお受験塾も辞めたそうです。

私たちの環境は附属校。18年間の付き合いは続きます。今でも登園時に顔を合わせることはありますが、最低限の挨拶を交わすだけの、乾いた距離感。夫が言っていた通り、無理に心を開く必要はなかったんです。

何も変わらない子どもたちに安堵

子ども 遊ぶ PIXTA

驚いたのは、子どもたちの関係でした。ある日の午後、園庭でひかるとりんかちゃんが仲良く砂場で遊んでいました。

「りんかちゃん、お山作ろう!」
「うん!ひかるちゃん、お水持ってきて!」

親の醜い劣等感やいざこざなんて、彼女たちには関係ありません。 もし私が、あのまま小百合さんの「サンドバッグ」になり続けていたら、私のストレスはひかるに伝わり、この純粋な二人の仲さえ壊してしまっていたかもしれません。

「ママ、今日もりんかちゃんと遊んだよ!」
帰りの車の中で、ひかるが弾んだ声で報告してくれます。その笑顔を守り抜けたことで、自分の選択は間違っていなかったと確信できました。

ママ友の世界は、時に複雑で、誰かの心の闇に巻き込まれることもあります。でも、一番大切なのは自分の家庭と、子どもの笑顔。それを守るためなら、時には「拒絶」する勇気も必要なのだと学びました。

私の心には、もうモヤモヤとした黒い雲はありません。明日も、明後日も、私は私らしく。大好きな家族と、信頼できる本当の友人たちと共に、前を向いて歩んでいこうと思います。

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あとがき:手放した先に見えた光

最後は、あえて「完全な和解」にしない現実的な結末を選びました。謝られたからといって、傷ついた心がすぐに元通りになるわけではありません。でも、親同士が距離を置いても、子どもたちは砂場で笑い合える。その無邪気な姿が、薫の選択が間違っていなかったことを証明してくれました。読後の「スカッと感」を感じていただければ幸いです。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

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