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ボロボロにされた【娘のシール帳】→犯人は6歳女児…母の葛藤と解決までの道筋を振り返る

主人公・千里(29)の6歳の娘・みちるは、友だちとのシール交換に夢中。みちるにとってシール帳は、ただの文房具ではなく、"友情の証"であり、自分のアイデンティティーそのもの。しかしある日、みちるは大切なシール帳を失くしてしまいます。その後、一緒に遊んでいたリナちゃんが、みちるの「限定シール」を公園で配っているところを目撃。リナちゃんに直接真相をたずねると「ななかちゃんが持ち去った」「何枚かシールをもらった」と告白したのです。次は、ななかちゃんの家へ向かいます…。『娘のシール帳が盗まれた』をダイジェスト版でごらんください。

©ママリ

【全話まとめて読む】娘のシール帳が盗まれた

ななかちゃんは、リナちゃんと目が合った瞬間、顔が引きつりました。

「……だって、リナちゃんが!"かわいいから、もらっちゃおうよ"って言ったんだもん。だから私が持って帰って、リナちゃんにシールをあげたんだもん!」

ななかちゃんの口から出たのは、リナちゃんへの責任転嫁でした。

「はあ?ななか! あんた何を……」

ななかちゃんのママの声がうら返ります。

「シール帳はどこ?」

私のしずかな問いに、ななかちゃんは泣きじゃくりながら、子ども部屋から一冊のノートを持ってきました。

……それは、見るも無残な姿でした。

かわいかった表紙ははがされ、中のシール台紙はほとんど引きちぎられています。

みちるが大切にしていたシールたちは、雑にはがされたあとが残り、粘着力がなくなったものは、ゴミのようにまるまっていました。

「……ひどい」

ななかちゃんのママも、その光景に言葉をうしなっていました。

単なる「借りた」とか「拾った」というレベルではありません。それは、みちるの宝物を徹底的に破壊する行為でした。 ※1

6歳女子のひどすぎるウソと行為

リナちゃんもななかちゃんも、みちるの大切なシール帳を勝手に持ち去り、さらにシールをはがしてボロボロにしたことが発覚。これは、本当にショックでツラいできごとですね。もしも、みちるがこれを見たらと思うと、胸が張り裂けそうです。

千里は親として、厳しい決断を下すことに…。

友だちだと思っていた親子に…

その夜、三家庭が集まって、話し合いの場を持ちました。

みちるは雅也にあずけ、大人と当事者の子ども2人での対話です。

「2人とも…よく聞いてね」

私は冷静に2人を見つめました。

「お店のものを盗むのがいけないことだって、知ってるよね? それと同じで、お友だちのもの、みちるの宝物を勝手に持っていくことも、絶対にいけないことなの。みちるがどれだけ泣いたか…これを見てどう思うか、考えたことはある?」

バラバラになったシール帳を前に、リナとななかは顔をふせ、声を上げて泣き始めました。

「ごめんなさい……」

「みちるちゃんに…ごめんなさい……」

彼女たちの親からも、しぼり出すような謝罪がありました。

法的手段? 警察? 一瞬、そんな言葉が頭をよぎりましたが、目の前でふるえる6歳児と、ショックでうなだれる親たちを見て、私は深呼吸をしました。

「……みちるは、今でも2人のことが大好きです。だから、私はこのことを学校に言いふらしたり、大ごとにするつもりはありません」

2人のママがハッと顔を上げました。

「その代わり…中に入っていたシールの時価、そして、このシール帳の代金は、きっちり弁償していただきます。そして、二度とこんなことをしないと、お子さんと約束してください」

それは、親としての…そして、かつての友人としての、私が提示できる精一杯の解決策でした。 ※2

仲良くしていた友だち親子に、こんなことを言うのはツラいですね。ですが、子どもがしてしまった罪を親が償うのは当然です。そして子ども自身も、しっかりと反省しなければいけません。

その後、子ども同士の関係は…。

娘から教えられたこと

事件から一週間がたちました。

2人の親からは、後日、詳細なシールのリスト(みちると私と雅也が記憶をたよりに作成したもの)に基づいた弁償金が、現金で支払われました。

かなりの金額になりましたが、彼女たちは「当然の報いです」と潔く受け入れてくれました。

「ママ〜!見て! あたらしいシール帳!」

みちるは、あたらしく買い直したシール帳に、のこったシールやあたらしく買ってもらったシールを、丁寧に貼っています。

「リナちゃんとななかちゃん、すごくおこられたんだって。今日、学校で2人とも泣きながらあやまってくれたよ。だから、みちるゆるしてあげたの」

娘の強さと純粋さに、私の方が教えられる思いでした。 ※3

「許した」という、娘の純粋さと寛大さに、親も救われる思いですね。

子どもは、善悪の境界線があいまいで、ときには「欲しい」という欲求が勝ってしまうことも。未熟なため、過ちをおかしてしまうこともあります。だらこそ、周囲の大人が正しい道へ導くことが必要ですね。

単なる子ども同士のトラブルとして片づけず、問題の本質と向き合うことの大切さが描かれています。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

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娘のシール帳が盗まれた
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引用元一覧

  • ※1 ママリ「6歳児の窃盗と隠蔽…無惨に引き裂かれた娘の"宝物"を前に、親の私が下した決断|娘のシール帳が盗まれた」(https://mamari.jp/77905,2026年4月24日最終閲覧)
  • ※2 ママリ「6歳児の窃盗と隠蔽…無惨に引き裂かれた娘の"宝物"を前に、親の私が下した決断|娘のシール帳が盗まれた」(https://mamari.jp/77905,2026年4月24日最終閲覧)
  • ※3 ママリ「「善悪」の境界線とあたらしいシール帳を手に笑う娘から、大人たちが教わったこと|娘のシール帳が盗まれた」(https://mamari.jp/77906,2026年4月24日最終閲覧)

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