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カフェイン没収!健康茶の強要!エスカレートする監視は胎動チェックまで|距離感バグすぎる先輩

29歳の歩美は、待望の第一子を妊娠中。幸せの絶頂にいるはずの彼女を追い詰めたのは、職場の先輩・後藤さんの「異常な親切」でした。サプリの強要、エコー動画の提出、名前の押し付け……。保育士資格を持つ彼女の干渉は、次第に「監視」へとエスカレートし、ついには歩美の心身を蝕んでいきます。善意という名の支配に震える歩美。執着の裏に隠された戦慄の過去とは?自分たちの幸せを取り戻すための、勇気の物語。「距離感バグすぎる先輩」第二話をごらんください。

🔴【第1話から読む】「赤ちゃんの名前の候補、考えてきたから!」マタハラ先輩の凶行

干渉は「監視」へと変貌する。カフェイン摂取を「虐待」と罵り、飲み物を没収する後藤さん。休日の健診中も執拗にLINEで報告を迫り、挙句の果てには「胎動を確認する」とおなかを触ろうとする狂気に歩美は震える。

細かすぎるチェックが憂うつ

妊婦 職場 PIXTA

妊娠中期に入り、体調は安定してきたものの、会社に行くのがどんどん苦痛になってきました。 後藤さんの干渉が、もはや「親切」の域を完全に超えてしまったからです。

「歩美ちゃん!それ、何を飲んでるの?」

お昼休み、私がデスクでひと息つこうとカップを持った瞬間、後藤さんが背後から身を乗り出してきました。
「あ、これですか?市販のミルクティーですけど……」
「ちょっと!原材料見せて!……やっぱり!カフェインが入ってるじゃない!信じられない、歩美ちゃん、これって虐待よ?」

「ぎゃ、虐待って……。1日1杯程度ならお医者様も大丈夫だって……」
「お医者さんは甘いの!ネットで調べてごらんなさい、カフェインがどれだけ胎児に悪影響か。脳の発育が遅れたらどうするの?後悔しても遅いのよ!はい、没収!」

後藤さんは私の手からカップをひったくると、そのまま給湯室へ持っていき、中身を捨ててしまいました。呆然とする私に、彼女は水道水を入れたコップを突き出します。

「これからは水か、私が持ってくる特製のタンポポ茶にしなさい。分かった?」

先輩の要求が異常なレベルに…

スマホ 女性 悩み PIXTA

それだけではありません。お昼にお弁当を食べていれば「塩分が高い」、外食しようとすれば「添加物の塊よ」と付いてこようとする。私の口に入るもの全てが、彼女の検閲対象になってしまったのです。

さらに苦痛なのが、毎週土曜日の健診後の「報告義務」でした。

(ピコン!) (ピコン!)

土曜日の昼下がり。道義とランチを食べている最中も、スマホが激しく震えます。
『健診終わった?』 『性別分かった?』 『お股のエコー写真、ちゃんと撮った? 見れば私すぐ分かるから!』

「……また後藤さん?」
道義が心配そうに顔を覗き込みます。

「うん……性別が分かったら、お股のエコーを送れって。さすがにそれは抵抗あるよ。プライバシーっていうか、なんていうか……」

「それは異常だよ、歩美。なんで職場の先輩にそんなもの見せなきゃいけないんだ。まだ分からないって突き通せばいい」

私もそう思って、LINEには『まだ隠れてて見えませんでした』と返しました。

これは立派なハラスメント

夫婦 相談 PIXTA

すると、即座に返信が。

『えー、残念!次は私が一緒に行こうか?私が先生に「ちゃんと見せてください」って言ってあげる。それか、胎動はどう?もうあるでしょ?月曜日に会社で触らせてね。もし胎動が少ないと感じるなら、私がきちんと確認してあげるからね!』

画面を見る手が震えました。
「おなか触らせて、だって……」
「歩美、もう返信しなくていい。これ、立派なハラスメントだよ」

道義は私の手を握ってくれましたが、月曜日になればまた、あの狭いオフィスで彼女と顔を合わせなければなりません。
月曜日。

「歩美ちゃん、おはよー!さあ、おなか触らせて。ほら、早く!」

出社するなり、後藤さんが私のデスクの横で待ち構えていました。私の意思なんて関係なく、彼女の手が私のおなかに伸びてきます。私は反射的に身を引いてしまいました。

「……すみません、まだ自分でもよく分からないくらい微かなので」
「えー?そんなはずないわよ。隠さないでよ、減るもんじゃないんだから!」

彼女の笑顔が、今までで一番不気味に見えました。

🔴【続きを読む】恐怖の執着!「陣痛がきたら連絡してね、夫より私に!」

あとがき:「あなたのため」という言葉のナイフ

「あなたのためを思って」という言葉は、時としてどんな罵倒よりも鋭く心を突き刺します。歩美さんの飲み物を捨て、生活のすべてを検閲しようとする後藤さんの姿は、もはやホラー。妊娠中のナイーブな時期に、自分のペースを乱されるストレスは計り知れません。逃げ場のないオフィスという閉鎖空間で、一歩ずつパーソナルスペースを侵食されていく恐怖。夫の道義さんが異変に気づいてくれたことが、唯一の救いです。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

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