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妻を救った夫の言葉…"泥沼の絶交劇"の末に手に入れた「本当の自由」|割り勘でトラブルになった話

「親友だと思っていたのは私だけだったの?」32歳のママ・佳子が、仲良しの友人とお家で焼肉をたのしんだあとに伝えた「3,000円の会費」。それが、ドロドロの"絶交ドラマ"の幕開けでした。突然の逆ギレ電話に、SNSでの悪口、心当たりのないマウント疑惑…。信じていた友人の豹変に、佳子の心はボロボロに…。女同士のリアルな確執と、ムリな付き合いを手ばなして手に入れた「最高のスッキリ」をおとどけします!『割り勘でトラブルになった話』第4話をごらんください。

PIXTA

🔴【第1話から読む】「自宅焼肉で3000円請求した結果」→ママ友と「泥沼絶交トラブル」に

凛子の豹変にきずつく佳子を、夫の宏大は「それは彼女自身の問題だ」とやさしく諭す。うしなった思い出のおおさに涙する佳子だったが、次第に「だれの顔色もうかがわなくていい自由」に気づき、前を向くための心の整理を始める。

それでも晴れない心

食事 朝 スマホ スーツ PIXTA

その日の朝食は、砂をかむような味だった。

「佳子? どうした、まっさおだぞ」

宏大が私の顔をのぞき込む。私はだまって、凛子から来たLINEの画面を見せた。(ブロックする前にスクリーンショットを撮っていた)。

一通り目をとおした宏大は、あきれたようにため息をついた。

「これはひどいな。言いがかりもいいところだ」

「私、そんなに無神経だったかな。しらずしらずのうちに、彼女をきずつけてたのかな…」

「お前はたしかにおっとりしてるし、時々空気がよめないところもあるかもしれない。でも、お前なりに凛子さんのことを大事にしてたのは、俺がよくしってる」

宏大は私の肩に手をおいた。

夫の言葉でようやく心がかるくなる

涙 PIXTA

「凛子さんは、お前を攻撃することで、自分の現状の不満を解消しようとしてるだけだ。お前の生活がまぶしくて、勝手に嫉妬して…それを"マウント"だと決めつけた。これはお前の問題じゃなくて、彼女自身の心の問題だよ」

「でも……」

「言いたいことがあるなら、言い返せばいい。お前だって、凛子さんのわがままに付き合って、気をつかってきただろ? 焼肉の準備だって大変だったんだ。感謝されることはあっても、罵倒される筋合いはない」

宏大の言葉は、私の心を少しずつ溶かしていった。

「…同じことはしたくない。言い返したら、私も彼女と同じ土俵に立っちゃう気がする。もう、おわらせたいの」

「お前がそう決めたなら、それが正解だ。佳子…よくがんばったな」

大事だった…友人とのおわりに涙があふれる

女性 後ろ姿 PIXTA

宏大を送り出したあと、しずかになった家の中で、私は一人で泣いた。

うしなったのは友人だけじゃない。彼女と一緒に過ごしたたのしい思い出や、おたがいの子どもの成長をよろこび合った時間。

それらすべてが、彼女の「きらいだった」という言葉でぬりつぶされてしまったことが、何より悲しかった。

「大事にしてたのにな…」

ポツリと独り言がもれた。 彼女の誕生日に、なやんでえらんだプレゼント。 彼女が体調をくずした時、お見舞いに行こうかと心配した夜。 それらは全部、私の独りよがりだったのだろうか。

だけど、まどから差し込む日を浴びながら、ふと思った。

私の善意をうけ取れなくなるほど、彼女は今、何かに追い詰められ、余裕がなかったのかもしれない。それは、彼女の人生の課題であり、私が背負うものではない。

私は深呼吸をして、涙をぬぐった。 もう、私の連絡先リストに彼女の名前はない。

それはとても寂しいことだけど、同時に、だれかの顔色をうかがいながら投稿をする必要も、会費の請求でおびえる必要もなくなったのだ。

🔴【続きを読む】家焼肉で絶縁から1か月…元親友が別の場所でも金銭トラブル?

【全話読む】
割り勘でトラブルになった話

あとがき:涙のあとに見えた「自由」という光

長年の友人をうしなうのは、自分の過去の一部をうしなうような喪失感があります。佳子さんが「私の善意は独りよがりだったのか」と自問自答するシーンは胸がいたみますね。

しかし、宏大さんの言うとおり、相手の心の余裕のなさまでは責任を持てません。大切にしていた関係だからこそ、悲しむだけ悲しんだら、あとは手放す勇気も必要です。窓から差し込む日が、佳子さんのあたらしい門出を祝福しているように感じられますね。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

🔴【全話読む】割り勘でトラブルになった話

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