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モラハラ義姉と離婚して1年…荒れていた甥の"おどろくべき変化"|モラハラ義姉から兄を救った話

「自由奔放」を建前に、わがまま放題の甥と放置を決め込む義姉。そんな兄一家の無自覚な「叱らない育児」に、2児の母である初乃の心は限界を迎えていました。大切な子どもたちを傷つけられ、絶縁覚悟で兄に本音を叩きつけた、初乃。しかし、そこで明かされたのは、義姉による凄絶な"家庭内モラハラ"という事実で…。愛する家族の笑顔を取り戻すため、夫と力を合わせ、ウソで固められた義姉の仮面を剥ぎ取る痛快な反撃が始まります!『モラハラ義姉から兄を救った話』最終話をごらんください。

PIXTA

🔴【第1話から読む】"叱らない育児"?生後2か月の赤ちゃんのそばで暴れる甥と、放置する義姉

離婚が成立し、兄はシングルファザーとして再出発する。1年後、サトルはおちつきを取りもどし、初乃の子どもたちとも仲良くあそべるようになった。「正しい距離」を見つけた兄妹は、たがいを尊重しながらおだやかな日常を歩む。

義姉の末路

怒り 女性 暗い 叫ぶ PIXTA

離婚調停は、私たちが想像していたよりもスムーズに進んだ。

決め手となったのは、あの録音データだけではなかった。 実は、啓子さんの実家の両親も、娘の異常な性格を以前から危惧しており、「もうこれ以上、英次さんに迷惑はかけられない」と、兄の味方についてくれたのだ。

結果、啓子さんのモラハラと育児放棄や虐待にちかい言動が認められ、親権は兄が持つことになった。

啓子さんには多額の慰謝料と、サトルくんへの養育費の支はらいが命じられた。

彼女は最後まで、

「被害者は私よー! 叱らない育児を理解しない、無教養な連中のせいだわ!」

と、さわいでいたそうだが、法廷で彼女の言葉に耳をかすものはいなかった。

この一年でたくさんの変化があった

それから一年。

「初乃おばちゃんー! こんにちは!」

公園の入り口で、元気に手をふる少年がいた。サトルくんだ。 かつてのワガママでいじわるだった面影は消え、表情にはおちつきがもどっていた。

「サトルくん、こんにちは。夢、サトルくんと一緒にあそんでおいで」

「うん! サトルくん、あっちのブランコ行こう!」

夢も今では、サトルくんを本当のお兄ちゃんのように慕っている。

兄は現在、シングルファザーとして仕事と育児に奮闘している。

「初乃…あの時は本当にありがとう。お前につきはなされなかったら、俺は今でもあの地獄の中にいたと思う」

兄は少し痩せたけれど、とてもいい顔をしている。

スマホゲームに逃げることもなくなり、しっかりと子どもの目を見て話すようになった。

「いいんだよ…私も、兄ちゃんと距離をおこうとしたのは本気だったけど……こうしてわらって会えるようになったのが、いちばんうれしいから」

そしてつながる絆

私たちは、以前のように毎週べったりと会うことはなくなった。

おたがいの生活を尊重し、適度な距離感を保ちながら、こまった時には助け合う。

それが、私たち兄妹にとっての「正しい距離」だったのだ。

夕暮れ時、公園であそぶ子どもたちをながめながら、私は啓二と手をつないだ。

「ねえ、啓二…しあわせだね」

「ん…紆余曲折あったけど、みんなが前を向けてよかった」

充をのせたベビーカーを押し、私たちは家路につく。

理不尽なことにNOと言う勇気。そして、家族だからこそ、あまえをゆるさないきびしさ。 それらが、本当の意味での絆をつくるのだと、私はこの経験から学んだ。

もう、不当に心を削られる日々はない。 澄みわたった空のように、私の心はどこまでもかろやかだった。

🔴【第1話から読む】"叱らない育児"?生後2か月の赤ちゃんのそばで暴れる甥と、放置する義姉

【全話読む】
モラハラ義姉から兄を救った話

あとがき:家族だからこそ、適切な「距離」を

どんなにちかくにいても、価値観がちがう以上、ムリに合わせつづけるのはやさしさではありません。兄妹であっても、たがいの領域を尊重し、まもるべき一線を引くこと。それが結果として、おたがいをすくうことになるのだと、初乃さんは証明してくれました。

毒親から解放されたサトルくんの笑顔…そして、前を向いた兄の姿。紆余曲折あったけれど、勇気を出して一歩踏み出した先に待っていたのは、本当の意味であたたかな家族の風景でした。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

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