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町会の清掃を欠席したら→陰湿な嫌がらせが始まった…町内を牛耳る【会長妻】の恐怖

主人公・大畑優香(ゆうか)は33歳のシングルマザー。離婚を機に、小学1年生の娘・ハルナとともに今の土地へ引っ越してきました。ここの自治会では、2か月に1度「町内清掃」が実施されているそうです。しかし、シンママの優香にとって、毎回都合をつけて清掃に参加するのは難しく、さっそく初回の活動を休むことに。すると…。『独裁自治会長妻に悩んだ話』をダイジェスト版でごらんください。

【全話まとめて読む】独裁自治会長妻に悩んだ話

(自治会かあ…。これからお世話になるし…できる限り参加しよう)

そう考えていたが、最初の清掃日当日、ハルナが熱を出してしまった。

病院へつれていったり、薬をもらいに行ったりとバタバタしていた。両親も他界しているため、たよれる人はだれもいなかった。

そんな中、スマホに見知らぬ番号から電話がかかってきた。

(だれだろう…)

ハルナがねむる部屋のとなりで通話をタップすると、勢いある声が飛んできた。

「あなた!ちょっとねえ、引っ越してきたばかりで、清掃不参加ってどういうつもり?」

「え?あの…どなたですか」

中年女性の声におぼえはない。彼女は「自治会長の妻よ」とだけ答え、矢つぎばやに言った。

「新入りが金だけ払って知らん顔って…あなた、何を考えているの?不参加なら、あいさつして回りなさいよ!」

不参加の旨は自治会長に連絡済みで、彼の指示で会計係の人へ罰金を支払っている。

それで済んだと思っていたのに…この人はさらに「あいさつ回り」を強要してきたのだ。

「…休んですみません。子どもが熱を出しまして…」

「言いわけしないで!他の人たちはきちんと参加しているのよ!」 ※1

清掃を欠席しただけで叱責?

今回、娘・ハルナが熱を出してしまったため、清掃活動は欠席せざるを得ない状況でした。それなのに、「自治会長の妻」というだけの人から、なぜこんなに責められないといけないのでしょう?むしろ、娘の容態を気遣って欲しいと感じてしまいます。

清掃を欠席すると、「罰金500円」を払うことになっています。このお金は、すでに支払い済み。それなのに、あいさつ回りを強要されるなんて、納得できませんね。

少しずつ明らかになる自治会長の妻の正体

「物を持って、一棟すべてにあいさつをしろ」

それが、自治会長の妻から言いわたされた、私の「責任」らしい。

どなられ、恐怖した私は、とりあえず自治会長宅へ謝罪に行った。

だが、電話をくれた「自治会長の妻」は不在だった。自治会長自身は、「ああ、いいよ」とあっさりゆるしてくれ、ひとまず胸をなでおろす。

しかし、きちんと不参加の罰金500円は支払い済みだし、休みの度に、いちいち他の人も、一棟すべてにあいさつ回りをしているのだろうか…。

疑問に思った私は、朝のゴミ捨ての際、近所の人へそれとなく聞いた。

「ああー…康代(やすよ)さんねえ。それ、彼女が言ってるだけなのよ。でも、確認がしつこいから、みんなで口うらを合わせて"あいさつに来ましたよ"ってしてるの」

「そうだったんですか…」

電話をしてきた相手の名前が、「康代さん」と判明する。

長年、町内の自治会長を務めている夫の業務に、かなり口を出してくるそうだ。

「まいるわよねえ。ま、みんな参加して、言われないようにしてるから、あなたもなるべくがんばって!」

あわれみをうかべて、近所の人は去った。 ※2

自治会長の妻は、近所でも有名な「厄介な人」のようです。みんな面倒だと思っており、うまく口裏を合わせてやり過ごしています。

そして次の清掃の日。参加したものの、優香はまたしても自治会長の妻から嫌味を言われてしまったのです。近所の人の話だと、康代さんは「監視魔」。他人の服装やあいさつ、ごみの捨て方までチェックをし、いつも小言を言っているそうです。

ようやくあらわれた救世主

たかが町内清掃に、神経をすりへらすなんておかしな話だと思う。

でも、妙に迫力のある康代さんに、みんなは逆らえない…。腰巾着のような人たちもいて、なかなか厄介だった。

黙々と作業を進めていると、一人の中年女性から声をかけられた。

「優香さんよね。大変な中、おつかれさま」

「あ、はい」

物腰やわらかな女性は、「山本さなえです」と名乗り、ハルナにもあいさつをしてくれた。やさしそうな人だ。

彼女は、「近所の一軒家で、一人暮らしをしている」と教えてくれた。

「あなたも厄介な所に引っ越してきちゃったわねえ。康代さんとのトラブル、聞いたわ」

「おはずかしい話です」

「私もシングルだからわかる。女手一つの中、近所の行事参加までするのは大変でしょう」

思わずハッとして顔をあげた。初めて、「味方」とも言える人物があらわれたとわかったからだ。 ※3

ギスギスした自治会の中で、誰も優香の味方になってくれる人はいなく、神経をすり減らしていました。そんな中、声をかけてくれた山本さんは、まさに優香にとって救世主。ようやく、つらさをわかってくれる人に出会うことができました。

この出会いがきっかけで、自治会の雰囲気が一変するできごとが起こります。実は、会長自身は妻が自治会で好き放題していることを知りませんでした。そこで、優香と山本さんで手を組み、本性を暴露。妻の暴挙を知った会長は、離婚を決意したのです。

まさか離婚にまで発展するとは思いませんでしたが、自業自得の結末と言わざるを得ません。他人に対して、思いやりを持てない人は、いつかは自分に返ってくるものです。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

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引用元一覧

  • ※1 ママリ「シンママが引っ越した先は地獄?「自治会長の妻」から"一棟、挨拶回り"を強要され…|独裁自治会長妻に悩んだ話」(https://mamari.jp/78764,2026年5月14日最終閲覧)
  • ※2 ママリ「「服装が派手」「挨拶が小さい」自治会長夫人の正体は"監視の鬼"だった|独裁自治会長妻に悩んだ話」(https://mamari.jp/78765,2026年5月14日最終閲覧)
  • ※3 ママリ「救世主?「私に協力させて」シンママを救う「同じ境遇の女性」の出現|独裁自治会長妻に悩んだ話」(https://mamari.jp/78766,2026年5月14日最終閲覧)

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