1. トップ
  2. トレンド・イベント
  3. ブログ・SNS
  4. 救世主?「私に協力させて」シンママを救う「同じ境遇の女性」の出現|独裁自治会長妻に悩んだ話

救世主?「私に協力させて」シンママを救う「同じ境遇の女性」の出現|独裁自治会長妻に悩んだ話

33歳の大畑優香(ゆうか)はシングルマザー。引っ越し先の自治会に入ると、そこでは、2か月に一度の「町内清掃」が実施されていた。最初の掃除を欠席したら、「自治会長の妻」という女性が突然、電話をかけてきて…。"独裁自治会長の妻"になやんだ体験談、『独裁自治会長妻に悩んだ話』第3話をごらんください。

PIXTA

🔴【第1話から読む】シンママが引っ越した先は地獄?「自治会長の妻」から"一棟、挨拶回り"を強要され…

「監視の鬼」と呼ばれる自治会長妻・康代の目から逃れるため、優香はムリをしつつも、自治会の行事に参加できるようがんばっていた。そんな時、ある女性と出会う…。彼女もまた"シングルマザー"で…。

子連れで清掃活動に参加

小学生 草むしり PIXTA

3回目の町内清掃の日を迎えた。

さすがに、毎回シッターにあずけているとお金がかかるので、今回はハルナをつれて参加することにした。

「いい子にしていてね」と、口酸っぱく言い聞かせたのには、わけがある。康代さんの目がこわいからだ。

一回目は欠席した件を、2回目は前回の謝罪について叱られた。

今回は、「子連れ参加」を指摘されないかとひやひやしていたが、特に大きくはおこられなかった。ただ、ちくちくとイヤ味を言われる。

「シングルだから、しかたなくゆるしてあげるわ。清掃のじゃまにならないよう、しっかり見張っておいてちょうだい!」

ハルナはおとなしい性格で、私の近くで、自分なりの草刈りをたのしんでいる。ほっと胸をなでおろした。

「トラブル聞いたわ」ある女性との出会い

町内 女性 高齢者 PIXTA

たかが町内清掃に、神経をすりへらすなんておかしな話だと思う。

でも、妙に迫力のある康代さんに、みんなは逆らえない…。腰巾着のような人たちもいて、なかなか厄介だった。

黙々と作業を進めていると、一人の中年女性から声をかけられた。

「優香さんよね。大変な中、おつかれさま」

「あ、はい」

物腰やわらかな女性は、「山本さなえです」と名乗り、ハルナにもあいさつをしてくれた。やさしそうな人だ。

彼女は、「近所の一軒家で、一人暮らしをしている」と教えてくれた。

「あなたも厄介な所に引っ越してきちゃったわねえ。康代さんとのトラブル、聞いたわ」

「おはずかしい話です」

「私もシングルだからわかる。女手一つの中、近所の行事参加までするのは大変でしょう」

思わずハッとして顔をあげた。初めて、「味方」とも言える人物があらわれたとわかったからだ。

力強い言葉「協力させて」

女性 外 草むしり PIXTA

山本さんは、子どもがまだ10歳のころに夫と死別。

そこからシングルで子育てをし、今は息子さんは成人して、家を出ているという。苦労した過去をふり返りながら、彼女は言った。

「昔はこんな風じゃなかったのよ。清掃も3か月に一度だったのに…いつの間にか増えててね。縮小する団体が多い中、時代と逆行しているわ」

彼女の言うとおりだ。この自治会は、時代に合っていない。

地域のつながりは大切。でも、周りを見わたせば、みんなつかれた顔をしている。

増えた行事に加え、見張られている圧迫感もあるからだろう。そして、私もまた、切羽詰まった事情を抱えていた。

「実は…次回の清掃は、参加できなさそうなんです。ハルナの習いごとの行事がかぶっていて…」

ハルナが大好きな英語教室の、ハロウィンイベントが、ちょうど清掃の日とかぶってしまった。

そちらを休ませてまで、清掃に連れ回すのはかわいそうだし、イベントに参加させたいと思う。

でも、康代さんはこわい。胃が痛くなっていると、山本さんが小さく言った。

「私に協力させて」

顔を上げると、山本さんがにっこりと笑っていた。

🔴【続きを読む】「シングル同士みっともない」婦人会会長をあざ笑う自治会長の妻 →背後に「夫」降臨で絶望

【全話読める】
独裁自治会長妻に悩んだ話

あとがき:キーパーソン「山本さん」の登場

3回目となる清掃作業。優香は子連れで参加しましたが、康代からまたイヤ味を言われ、監視におびえてしまいます。そんな時、出会った「山本さん」は、事情はちがえど、同じ「シングルマザー」という立場を経験した女性。

優香の苦労を身近に感じ取ってくれます。同様の経験を持つ人が近くにいるのは、心強いですね。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています。

🔴【全話読む】独裁自治会長妻に悩んだ話

🔴【今読まれています】【手土産格差】私はデパ地下、ママ友は手ぶら。これって普通?|お金にルーズなママ友

おすすめ記事

「小説」 についてもっと詳しく知る

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧

ブログ・SNSの人気記事