鈴木おさむさんも絶賛!「ママがおばけになっちゃった!」
2015年9月5日、今年パパになったばかりの放送作家・鈴木おさむさんのブログで1冊の絵本が紹介されました。
今、かなり売れている本。
絵本。
お母さんが事故で亡くなってしまうところから物語は始まり。
子供の前におばけになって出てくるお母さんと子供のお話。
途中途中、笑えて。
明るくて。
それでも、タイトルから連想する通り、泣けてくる。
読んだ後に、
自分の子供もそうですが、奥さんのことをギュっと抱きしめたくなる本。
そういう本と出合えることも運と縁。
すごくいいです。 出典: ameblo.jp
鈴木おさむさんが「奥さんのことをギュっと抱きしめたくなる本。」と絶賛するこの絵本、実は今話題の超人気絵本なんです。
2015年7月の発売以来、口コミで人気に火が付き、1ヶ月で2万部を突破する大ヒット。(絵本としては異例の部数!)
Amazonの絵本ランキングでも1位を獲得しています。
暗い気持ちにならないの?人気の理由
異例の大ヒットを記録中の「ママがおばけになっちゃった!」。人気のヒミツを探ってみました。
「ママが死ぬ」というインパクト
この絵本は「ママは くるまに ぶつかって、おばけに なりました。」という衝撃的な文章ではじまります。
おばけになったママは、息子のかんたろうが心配。夜になるとかんたろうの前に現れて、いろいろな話をするのですが…
子供にとって絶対的な存在の母親が、ある日突然死んでしまう。子供にとってはものすごいインパクトです。
子供もママも、出だしから思わず物語に引きこまれてしまいます。
たった5分で「笑い」と「涙」を共有できる
悲しいストーリー設定にも関わらず、やさしい絵柄と時にコミカルなやりとりで、クスッと笑える場面も。
だってこのママ、あまりしっかりしていないんです。そこがまたママたちの共感を集めるポイントなのかもしれません。
けれど最後にはしっかり泣けて、1冊読む中で「笑い」と「涙」を親子や家族で共有できます。
子育ての最終目標は「自立」なんだと実感する本
主人公のかんたろうが最後に言う言葉は「僕がんばってみる、ひとりでやれるよ」。
はじめは「ママ会いたいよ」と悲しみにくれていたかんたろうですが、次第に「大丈夫だから見ててね」という気持ちに変わっていきます。
自立していくかんたろうの姿を見ていると、子育ての最終目標は「子供の自立」なのだと改めて実感します。
子供が何でも「ひとりでできる」ようになって、ママが必要じゃなくなることはママにとっては寂しいことです。
けれど「子供の自立」を意識することは子育てにおいてとても重要なことですよね。
PR
■講談社の創作絵本 【10月下旬発送予定】■のぶみ■講談社■2015年07月09日発行年月:2015年07月09日 ページ数:1冊(ペ サイズ:絵本 ISBN:9784061332676 のぶみ(ノブミ)1978年...
実は「子供がキライな本」…?
この絵本、子供に読み聞かせをするとみんなかなり嫌がるのだそうです。
この絵本を読んで泣いたり怖がったりするのはママが大好きだという証拠。中には、絵本を読んだ後ママから離れなくなってしまう子もいるのだとか。
家族の大切さや子育ての意味を改めて考えさせられる1冊です。