今回はたまたま運よく入園になり、4月以降入園できない「待機児童」とはならなかったのですが、たとえ募集枠が増えず、4月から待機児童となっていたとしても「区役所に行く」ことに意味はあったと思っています。
「入園申込用紙」という紙の中だけでは、順位と言うのは明確につけられるものではないと思います。点数だけでは「同点」になっているママはたくさんいるはずです。
その中で少しでも早く復職するためには、自分が困っていることや「この園でないと通えない」という事情などを、担当の方に理解してもらうことはとても大切なことだと思っています。
他にも「待機児童」になったらすべきことがあります。
「区役所に行く」以外にも、待機児童になった時や、なりそうなとき、しておくべきことがあります。
認証保育園の枠を押さえよう
認可保育園よりも前に認証保育園の枠が空く場合があります。認証保育園に入れて復職しているママが、認可への入園希望を出していると、休職中のママよりも早く受理されて転園できるケースがあるようです。
そのため、育休を延長したママが入園するには、まずは認証保育園の方が近道だと言えます。
認証園の選考は「点数制」ではない
認証園の選考は地域で行うものではなく、事業者自身が行うものなので、単なる点数制ではなく、先着順等、独自の選考を行っているケースがあります。
認証園を希望するなら、電話のみで問い合わせるよりも、しっかりアポイントを取って訪問して、熱意を伝えたほうがよさそうです。
「不服申し立て」は公的に認められた権利です
「不承諾通知書」に、通知が届いてから60日以内は不服申し立て可能であることが書かれていると思います。
不服申し立てをしたところで、入園できることになる可能性は低いのですが、行政に対して正当な方法で「納得できない」ことを伝えることができます。
不服申立書のテンプレートはインターネットで入手できますので、編集して作成後、役所に届け出ることで提出することができます。(郵送でも良い自治体もあります)
翌年度の入園に影響する可能性も
正当な方法で不服を申し出ているということは、当然入園申込にも「不服申し立て有」という情報が追加されることになります。
これによって翌年度の入園の優先順位が上がるという可能性も0ではありません。
次の保活を頑張るママへの布石になる
客観的に「保育サービスが不足していて困っているママがいる」という記録を作ることは、今後保活をするママ達への布石となり、将来の改善を求める手段と言えます。
ただ区役所で意見を言うことも決して無駄ではないですが、不服申し立てと言う形で、正式な記録とするのは、行政全体を動かす上では大切なことですね。
「待機児童」だけど、ただの待機は禁物!
待機児童という名前ではありますが、ただ待機しているのでは事態は動きません。自分から積極的に、できる限りの行動を起こしてから「待機」しましょう。
やって後悔よりも、やらずに後悔することの方が多いのが保活です。
年度中の引っ越し等で保育園の枠が空くことも珍しいことではないため、諦めずに入園できる日を待ちましょう!










