昔からある名前ですが、なじみやすく覚えてもらいやすいです。赤ちゃんのころからおばあさんになるまで、違和感なく名乗れる素敵な女の子の名前です。最近では「葉奈」「葉菜」など、名付けに二文字使うパターンも人気のようです。
「紫」ゆかり
「ゆかり」という名前はよく聞きますが、「紫」という漢字を名付けに使うことによって、ぐっと古風な雰囲気が出ますね。
漢字でも平仮名でも自然な印象を与えてくれる名前ですね。
「葵」あおい
いつの時代も、変わらず人気のある名前です。フユアオイやタチアオイなど、アオイ科の植物のことを指す漢字で、特にタチアオイは夏に大きくて優美な花を咲かせます。明るいイメージの名前ですね。
そのほかの名前例
ほかにも、漢字一文字の古風な名前の例はいろいろあります。漢字一文字でも花の名前や植物の名前、季節に関係した言葉などさまざまな意味があるので、漢字から受ける印象や言葉の意味などから選んでみるのもいいですね。
- 紅(こう)
- 怜(さと)
- 鈴(すず)
- 翠(すい)
- 苑(その)
- 結(ゆい)
- 柚(ゆず)
- 凛(りん)
- 咲(さき)
- 藍(あい)
- 蘭(らん)
- 桃(もも)
- 梅(うめ)
- 菊(きく)
- 茅(かや)
- 桐(きり)
- 篠(しの)
- 麦(むぎ)
- 灯(あかり)
- 馨(かおる)
- 京(きょう、みやこ)
- 雫(しずく)
- 栞(しおり)
- 紡(つむぎ)
- 巴(ともえ)
- 梓(あずさ)
- 和(のどか、なごみ)
- 菖(あやめ)
- 楓(かえで)
- 梢(こずえ)
- 蕾(つぼみ)
「色葉/彩羽(いろは)」など古風でかわいい漢字二文字の女の子の名前
「琴音」ことね
「琴」は、昔から日本に伝わる伝統的な和楽器です。小学校の授業などで、琴の音色を耳にしたことがある方も多いでしょう。和の美しいイメージがあり、名付けに使う字として根強い人気があります。
「琴音ちゃん」と聞くと、美しい音色が頭に浮かんできそうです。「琴」と一文字にしても、和の雰囲気が出るでしょう。
「四季」しき
四季の移り変わりや美しさは、日本独特のものです。四季それぞれの趣があるように、季節の移り変わりや自然の美しさを連想させる名前です。
「藤花/桃花」とうか
藤の花は古くから親しまれている日本の花木で、万葉集にも詠まれています。薄紅や紫、白、黄色などさまざまな色をもち、4~5月にかけて満開を迎えます。気品のある花なので、上品なイメージが持たれます。
一方で桃の花は、3~4月にかけてころんとした丸い花を咲かせます。「桃の節句」ともいわれるように、ひな祭りで使われる代表的な花です。どちらも春生まれの女の子にぴったりの名前でしょう。
「日和」ひより
「日和」は、晴れたよい天気のことを指します。「小春日和」という言葉は、晩秋から初冬のポカポカした晴天の日を指します。生まれた季節にとらわれず、あたたかい晴天の日に生まれた女の子の名付けにぴったりですね。










