ピアノが弾けるようになると、学校の合唱コンクールで伴奏を頼まれたり、発表会やコンクールで披露したりと、活躍の場が広がります。
絶対音感が身につきやすくなりますし、大人になってからも趣味や仕事として続けられるので息の長い習い事として人気です。
ピアノの費用目安
ピアノ教室の月謝は6,000~7,500円程度が相場となりますが、そのほかに入会金や施設利用料などがかかることもあります。コンクールや発表会に出場する場合は、衣装代なども必要になってきます。
また、教室で習う以外に家でも練習したいという場合は、自宅用にピアノを購入することになるので、数万円~数十万円の予算を組んでおいたほうが安心です。
習字・書道
美しい字が書けるようになるだけでなく、正しい姿勢や作法が身につき、集中力も高められる習字や書道の習い事もおすすめ。
毛筆で文字を書く機会は大人になっても増えますし、資格を取得して仕事に活かすこともできるので、将来的にも役に立つ習い事のひとつです。
習字・書道の費用目安
月謝は2,000~5,000円程度とほかの習い事と比べてもお手頃で、半紙や筆などの書道道具も数千円で済むので、非常にコストパフォーマンスのいい習い事といえます。
予算を考慮した習い事の選び方
予算から習い事を選ぶ際には、以下の点を重視してみてください。
習い事の予算は収入の3%程度
文部科学省の調査結果にも出ているように、小学生の子どもにかける習い事の費用は、年収の3%程度となっており、収入に合わせた相対的な金額であることがわかります。
たとえば、年収が400万円なら習い事の年間費用は12万円程で、月額だと1万円くらいになります。月額1万円なら、人気の習い事である水泳や英語教室、ピアノ、習字などを習わせることが可能です。
ただ、習い事は月謝以外にも費用が発生することも考慮しなければなりません。
習い事の費用は月謝だけでなく総合的な費用を算出
習い事の多くは、月謝以外に教材費や入会金が必要になることがあり、初期費用として道具代などもかかることがあります。
また、発表会やコンクールに出場する場合は、衣装代や参加費用などが毎回かかることも忘れないようにしてください。
予算を立てる際には、月謝だけでなく初回に発生する費用、年間を通じてかかる金額、突発的に必要となるものも計算して決めるようにしましょう。




