毎日育児を頑張っているあなたへ
妊娠した時から女性は母親として人生が始まります。命を育てるということは、とても大きなプレッシャーと責任を背負っていることでしょう。
初めての経験ですから、ママも悩み試行錯誤し、時には子供から教えてもらって気づきながら一緒に成長していきます。しかしママだって上手に成長できるわけではありません。つまずいてしまう時だってありますよね。
育児に正解はあるのでしょうか?
多くのママが一度は悩む事ではないでしょうか。みんな通る初めての経験ですから、それぞれが悩み、葛藤しながら日々育児をこなしていることでしょう。
安心してください。悩んでいるのは、あなただけではありません。
毎日の育児の中で、ママが感じる葛藤、悩み、そして気付き。リアルなママの想いを、今回は2つのコラムを通して皆さんにご紹介したいと思います。
忘れていた大切な事
子供の事は大好き、でも一人になりたい。
子供を育てる責任と、ママとしてのあるべき姿、正解のない育児に悩み、疲れ、余裕のない自分に娘が教えてくれた、忘れていた大切な事とは。
一緒にいるのが嫌なわけじゃない
一緒にいるのが嫌なわけじゃない。むしろ可愛いこの時期を一緒に過ごせることは嬉しい。あなたの初めてを一番近くで一番に見られるのは本当に幸せ。
でもね、ただほんのちょっとだけ離れたいって思う。一人になりたいって思う。私のわがままかな?
パパが羨ましい
パパが羨ましい。仕事が大変なのはわかってる。外で働いてお金を稼ぐってすごく大変。「疲れた~」って言いながらもすごく充実した顔してるパパ。
私は今日も子供とずっと一緒だった。子供としか話してない。それが嫌なわけじゃなくて、やっぱり私も子供以外の誰かと話したい。
社会との繋がりがないってやっぱりちょっとだけ孤独を感じちゃう。
ママ友って必要?
ママ友って必要?いたらすごく心強い。同じ悩みを共有できて愚痴を言いあえるってすごくありがたいこと。
でもね、やっぱりたまにちょっとだけ疲れることもある。子供を通して初めて繋がれる友達。でも子供を挟んでなかったら私はこのママ友と友達になってたかな。
多分私はまだまだダメな母親
子育てしてると色んなことで悩む。ちょっとのことで心配になる。比べちゃいけないって分かっていても、やっぱり他のお友達と比べちゃう自分がいる。うちはうち、他は他…
妊娠中はこんなことで悩むなんて思ってなかった。楽しいだけの育児しか想像してなかった。
私の頑張りが足りない?私の要領が悪い?私の育て方悪い?母親ならみんなやってること?疲れて落ち込むとそんなことばっかり考えちゃう。多分私はまだまだダメな母親。
娘が笑ってくれれば
でもね、娘はそんな私でも「ママ、しゅき~」って抱きついてきてくれる。私が疲れて落ち込んでると「ママ、だいじょぶ?」って頭なでてくれる。
私の育て方間違ってないのかなぁ…これでいいのかな…私の育て方で娘が笑ってくれればいいんだよね?娘が元気ならいいんだよね。元気に成長してくれれば一番だよね。
一番大切な事
何だか悩みすぎて一番大切なこと忘れてた。娘が笑って楽しく毎日過ごせるようにママ頑張るって産んだ時思ったんだっけ。
悩めば悩んだなりに答えは出るんだね。ママもこうやって成長していくんだね。
お姉ちゃんになりたてだもん
娘をお姉ちゃんにしてあげたくて第二子を出産。娘は小さいながらもお姉ちゃんになってくれた。私には授乳での寝不足とバタバタの2人育児が待っていた。
長女からの一言に私が気づかされた事とは。
娘をお姉ちゃんにしてあげたい
子供がたくさんいたらいいな。娘をお姉ちゃんにしてあげたい。そう思っていて、ついに待望の第二子を妊娠しました。大きくなるお腹に向かって「お姉ちゃんだよ!早く出てきて〜!遊ぼうよ!」と毎日おはなししてくれていた長女。
そんな長女が私は一番かわいくて大切で大好きでした。生まれるまでは、長女も生まれてくる子も私の大切な子供でどちらも大切で大好き!どちらもかわいい!と思っていました。
待ちに待った妹の誕生
待ちに待った妹の誕生に長女も大喜びで「かわいいね」「私の妹!」と言っていました。退院してから自宅へ戻ると想像以上の毎日バタバタの二人育児が始まりました。
二人目とはいえ久しぶりの赤ちゃんのお世話、夜中の授乳に寝不足な毎日。それにプラスしての家事。私はいっぱいいっぱいだったんだと思います。だけど長女は相変わらず、マイペースでゆっくりさんでした。
静かにしてよ!
着替えもゆっくり。食事にも時間がかかる。やっと次女が眠ったのに「運動会ごっこしようよ!よーいドン!」と大きな声でやっと眠った次女の周りを飛んで騒いだりしていました。
次女に授乳をしている時にも「お母さん。○○だよね、ねぇお母さん!」と割り込んできたりもしました。パンクしそうだった私はつい「静かにしてよ!」や「自分でやりなさい!」などと長女に怒ってしまいました。すると長女はポツリと「お母さんとお話ししたかったの。」「お母さんが大好きなのに。」と言いました。
長女との時間
長女だってまだ4歳。お姉ちゃんになりたてです。まだまだわたしに甘えたいんだと反省しました。もっと長女の話を聞いてあげよう、一緒に遊ぼう。次女にかかりきりの時間が増えてしまったからこそ、もっと長女との時間も大切にしたいと思った瞬間でした。
思い通りにならず困ったり怒ったりすることも正直まだまだありますが、長女にも大切で大好きを伝えていきたいと思いました。
ママの笑顔が子供の幸せ
いかがでしたでしょうか?育児をする中で、子供に気付かされる事ってたくさんありますよね。
子供はちゃんと親の事を見ています。毎日時間に追われて余裕のない時ほど笑顔で子供と向き合ってあげてください。
ママの笑顔は子供にとっては何よりも嬉しいものです。
育児には正解なんか無いと私は思います。その家庭、その子にあった環境で、ママもパパも笑顔でいてくれたら、それは子供にとって100点満点の育児なのではないでしょうか。
子供の成長はあっという間ですから、愛情満点の子育てライフを是非楽しんでいただきたいです。
※ママリスマホ版サポーターズで募集した「妊娠・出産・子育て中に感じた葛藤」を元にまとめております。