妊活を病院へ通いながらしているからこそのメリット
妊活をしている人の中には、病院に通いながら妊活をされている人も多いですよね。最近では年齢などに関係なく、多くの人が病院での不妊検査や不妊治療を行っています。
病院での不妊治療による妊活には、通院する手間や、高額な料金がかかる事もしばしばあります。では、なぜ多くの人が病院に行くようになってきたのでしょうか。その理由には、病院での妊活によるメリットがありました。
病院へ通院しながら行う妊活のメリットを3つご紹介します。
メリット1.妊娠を妨げている原因が分かる
まず、病院での妊活のメリットとしてあげられるのは、なかなか妊娠しない原因がわかる事にあります。
病院に通っていない場合だと、なぜ妊娠しないのか分からないまま、毎月来る生理のたびに落ち込む方も多いはずです。妊娠を妨げている原因はいくつかあります。
性病や排卵障害などの場合だと、自分ではなかなか気付きにくいものです。気付かずに時間だけが流れていき、年齢を重ねるとさらに妊娠がしにくくなるといった悪循環になることもあります。
病院へ通院すれば、検査をしてスムーズに原因が分かり、それに合った治療が受けられます。年齢に関係なく、何か不安に思うことがあるのであれば、健康診断のつもりで受診してみても良いかもしれません。
メリット2.より正確な排卵日の予測ができる
妊活には欠かせないのが、排卵日の予測ですよね。一般的に生理が始まってから14日程度と言われていますが、人によってこの排卵日には差があります。
排卵日は自宅でも予測ができるようになっています。市販の検査キットを使ったり、基礎体温を測ったりするやり方もありますが、より正確な排卵を予測するには病院への通院がおすすめです。
病院では、超音波などによっての排卵日の予測ができるので、より正確に自分の排卵日を把握できます。月に1度しかない妊娠のチャンスですから、逃したくはないですよね。
メリット3.メンタル面でのサポートがある
なかなか人には話しにくいのが、妊活や不妊の悩みです。家族やいくら仲の良い友達でも、いろいろと考えてしまい相談することが出来ず、一人で悩んでしまう方も多いと思います。
そんな時は一人で悩まずに病院へ行くことをおすすめします。病院では同じ悩みを抱えている人が多くいますし、その数の多さに驚く人も中にはいます。
また、誰にも相談できないけど、病院の先生は全て知っているので、自分の抱えている悩みを素直に全部話すことができます。また、病院によっては、不妊に悩む人に向けてのカウンセラーが常駐している場所もあり、メンタル部分でとても力になってくれることでしょう。
病院へ通院しながらの妊活だからこそのあるある10選
妊活をするにあたって、病院への通院がおすすめな事がわかりましたが、病院での不妊治療にはいくつかの「あるある」があります。
病院へ通院しながら妊活を行っている人の「あるある」を10個ご紹介いたします。今現在、病院へ通院しているという方も、自宅での妊活を頑張っている方も共感できる部分があると思いますので、是非ご覧ください。
1.病院の先生の前ではおしゃべりになる
なかなか相談したくても相談できないのが妊活です。誰にも言えずに抱えていたりする人が多いと思います。しかし、病院に通院しながら妊活を行っている人は、その悩みを全て病院の先生に話す事ができます。
限られた診察時間で、知りたい事や不安に思っている事などを話すので、とてもおしゃべりになるといった人が多いようです。タイムリミットがあるからこそ、たくさんお話をしておきたいものですよね。
2.不妊治療での専門用語に詳しくなる
病院に通院し始めると、不妊治療に関しての知らない単語がたくさん出てきます。もちろん、病院の先生から分かりやすく教えてくれる場合もありますが、知らない単語がたくさん出てくるので覚えきれません。
そこで自分で調べたり、単語を毎回聞いていたりするうちに、不妊治療での専門用語にとても詳しくなります。通っていくうちにどんどん詳しくなっていく人が多く、病院での妊活にはあるあるな話ですね。
3.不妊治療を一回やめてみたら?の一言に傷つく
不妊治療をしている人でもしていない人でも聞いたことのある「不妊治療を止めたとたんに妊娠した」といったジンクス的な話がありますよね。
たまに、不妊治療をしている人に「一回不妊治療をやめてみたら?」と、悩んでいる姿を見て少しの可能性を考えて提案する人もいるかと思います。しかし実はこちら、不妊治療を頑張っている人には少し不快に感じる場合もあります。
悪気があって言っているのでは無いと分かっていても、不妊に悩んでいるから不妊治療をしているのだという事を覚えていて欲しいですね。
4.妊娠初期症状をネットで検索し詳しくなる
妊娠を望んでいる多くの人が、妊娠初期症状について詳しいかと思います。今ではネットで検索すればたくさんの情報が手に入ります。
そんな中、不妊治療を行っている人の多くが、妊娠初期症状についてとても詳しいといえます。不妊治療をしているからこその妊娠への期待や不安、一刻も早く妊活の成果をしりたいといった気持ちが強いためです。
5.ちょっとした症状の変化に敏感になる
こちらは少し上記で述べた、妊娠初期症状に詳しくなるに近い部分があります。妊活を始めると、自分の体のちょっとした変化や症状にとても敏感になります。
普段は気にならないような、ちょっとした腹痛や頭痛などがあると「不妊治療の影響?」や「妊娠したかな?」「生理が来るかな?」といった事を気にしてしまうようです。
なるべく考えないようにしても、どうしても気になってしまいますよね。
6.不妊治療が思ったよりも痛い
不妊治療とはどんなものなのか、経験したことのある人にしか分からないものですよね。通院での妊活を始め人の中で多いのが、不妊治療が思ったよりも痛く、辛いものだったといった声です。
男性よりも女性の治療の方が負担が大きい事と、経験してみないと分からない痛みに旦那様に気持ちをぶつけても理解してくれない、伝わらないといった思いをする人が多いようです。
妊娠するために、多くの女性が痛みに耐えて頑張っていることを、旦那様にももっと理解して欲しいものですね。
7.病院へ行くと不妊治療をしている人の数に驚く
妊活に悩んでいる多くの女性は、誰にも打ち明ける事が出来ずに一人で悩んでいるのではないでしょうか。なんで自分だけが妊娠しないのか、などといった孤独を感じてしまう人も多いです。
しかし、病院へ行ってみると驚くほど不妊治療目的の女性が多いことが分かります。そこで初めて、私だけでは無かったと知ることが出来ます。
同じ悩みを共感できる人が1人でもいてくれると、心強く感じるものですよね。
8.生理が来るたびに落ち込むけど、次こそは!と期待を持てる
妊活をしていても、いつ妊娠するかは誰にもわかりません。赤ちゃんがお腹の中に宿るということはとても神秘的なことだと私は思っています。
妊活をしていると毎月くる生理周期が怖いですよね。生理が来るたびに落ち込んでしまうのは、妊活を頑張っている皆さん一緒ではないでしょうか。
不妊治療をしている人も一緒です。生理が来るたびに落ち込み悲しくなりますが、通院しているおかげで、次の希望をすぐに持てるといった人も多くいます。
9.基礎体温の計測が日常化する
妊活には欠かせない基礎体温の計測ですが、こちらは妊娠を希望している人がおこなう基本ともいえる事ですよね。基礎体温を測ることで、排卵日のタイミングを予測したりと、大事なおこないです。
皆さんが毎日歯を磨くことのように、基礎体温の計測も日常化して、当たり前のことになってきます。病院に行かずに妊活をしている人ももちろん、基礎体温は計測していますが、図り忘れてしまったりといった事もあるかと思います。
病院へ通院しながら妊活をしている人は、高い医療費を払っているし、病院の先生に怒られないように、基礎体温の計測を忘れないようにと強く意識するため、すぐに当たり前の行動となり、日常化します。
10.病院での注射などの治療が苦手だったのに慣れてくる
普段の生活の中では、風邪を引いた時以外はあまり病院へ行く機会がありませんよね。しかし、不妊治療を始めると毎回通院しなければなりません。
不思議な事に、毎回通院をしていくうちに、病院が苦手だったり、注射が苦手だったりした人も、徐々に慣れてきます。あれだけ苦手で嫌だった注射も、妊娠をする為なら頑張れちゃいます。そして、次第に慣れてきて何も苦手意識も無くなります。
共感できるから嬉しいあるあるな事
病院での妊活あるあるはいかがでしたでしょうか。同じ境遇であるからこそ、共感できる部分がたくさんありましたよね。また、病院へ通院していない妊活中の人も共感できる部分があったのではないでしょうか。
経験してみないと分からない事ってやっぱり多いですよね。私自身、経験してみて初めて知った事がたくさんあります。そして、同じ経験をした人だからこその「あるある」があり、自分だけじゃなかったのだと、時に勇気づけられます。
あなたの周りでも、ちょっとした「あるある」を探してみてはいかがでしょうか。新しい発見や、面白い発見、共感できる喜びを感じられると思います。