寒い時期は温かい料理で体を温めよう
季節が移り変わり少しずつ寒くなってきましたが、体調は崩していませんか?体が冷えた時は、温かい料理や飲み物が恋しくなりますよね。
寒い時期の温かい料理といえば鍋が定番ですが、他にもたくさんレシピがあります。そこで今回は、冷えた体にうれしいあたたかレシピをご紹介したいと思います。
どれも簡単に作ることができ、料理が苦手という方にもおすすめ。もちろん、料理初心者のパパや子供にも挑戦してほしいメニューです。
今すぐ作りたいぽかぽかあったかレシピ7選
今回紹介するレシピは、学校給食で食べた定番料理から電子レンジとミキサーで簡単に作るポタージュまで、幅広く紹介します。
おいしくて温かい料理を皆で囲んで食べると、より一層おいしさが増しますよ。きっとお気に入りの一品が見つかるはずです。
さっそくチェックしていきましょう。
1.ミキサーで簡単、かぼちゃポタージュ
材料(3~4人分)
- カボチャ:500g
- タマネギ:200g
- 牛乳:500g
- 生クリーム:200ml
- 粉末コンソメ:大さじ1
- 塩:少々
作り方
- カボチャの種を取り除き、適当な大きさに切る。タマネギも皮をむき同じように適当な大きさに切る。
- 耐熱容器に①を入れてラップをし、600wの電子レンジで5~6分加熱して十分に柔らかくする。
- ミキサーに②、牛乳を入れて混ぜる。なめらかになったら生クリーム、粉末コンソメを加えてさらに混ぜる。
- 最後に塩で味を整えたら完成。
甘くてホクホクなカボチャを電子レンジとミキサーを使って、簡単にポタージュへ変身させました。生クリームを加えているので濃厚です。
飲むときに鍋や電子レンジで温めて召し上がってください。もちろん冷製ポタージュにしても飲めるので、お好みで飲んでみましょう。
2.昔懐かしポークビーンズ
材料(3~4人分)
- 豚こま肉:300g
- サラダ油:大さじ1
- 水煮大豆:300g
- ニンジン:100g
- タマネギ:200g
- ピーマン:200g
- 水:1.5~2カップ
- 粉末コンソメ:大さじ1
- ケチャップ:大さじ6
- 中濃ソース:大さじ2
- 砂糖:小さじ1
作り方
- 豚こま肉を食べやすい大きさに切る。ニンジン、タマネギ、ピーマンはさいの目に切る。
- 鍋を温めてサラダ油を入れ、豚こま肉を炒める。少し色が変わったら、ニンジン、タマネギを炒める。
- 野菜が透き通ってきたら水煮大豆を加えさらに炒める。そのあと水を加えて中火で煮込む。
- 粉末コンソメ、ケチャップ、中濃ソース、砂糖を加えてさらに煮込む。最後にピーマンを加えて少し煮込んで完成。
ポークビーンズといえば、学校給食を思い出すママも多いのではないでしょうか。具だくさんのポークビーンズは栄養満点で食べ応えのあるメニューです。
ご飯にもパンにもあうレシピなので、常備菜としてもおすすめ。さらに生クリームや牛乳を加えてアレンジしても楽しめます。
3.とろとろ半熟卵がたまらない、親子雑炊
材料(2~3人分)
- 鶏モモ肉:500g
- エノキ:100g
- チンゲンサイ:100g
- 玉ねぎ:100g
- 水:2カップ
- 中華だし:大さじ2
- 砂糖:大さじ2
- 醤油:大さじ2
- ご飯:2膳分
- 卵:2個
作り方
- 鶏もも肉、エノキ、チンゲンサイ、タマネギは食べやすい大きさに切る。鍋に水、中華だし、醤油、砂糖を入れてひと煮立ちさせる。
- ひと煮立ちしたら、鶏モモ肉を入れる。少し色が変わったら切った野菜も入れて煮る。
- ご飯を加えて煮たら、卵を溶きほぐして加える。卵が好みの固さになったら完成。
寒い時期に食べることが増える鍋。鍋の楽しみの一つといえば雑炊、という方もいるのではないでしょうか。肉や野菜のうまみがぎゅっと詰まった汁に、ご飯と卵を混ぜて絶品雑炊へ。
鶏モモ肉と卵で親子丼風の雑炊にしあげます。卵を半熟に仕上げることで、とろとろな口どけになりますので作っていただきたい鍋の締めです。
4.クリーミーで濃厚なコーンクリームリゾット
材料(2人分)
- ご飯:2膳分
- 牛乳:1カップ
- コーン缶または冷凍コーン:60g
- 粉末コンソメ:小さじ1
- 塩:少々
- バター:10g
- 粉チーズ:適量
作り方
- 深めの耐熱容器にご飯、牛乳、コーン缶または冷凍コーンを入れて混ぜる。ラップをし、600wの電子レンジで2~3分加熱する。
- 粉末コンソメ、バター、粉チーズを入れて混ぜたら塩で味をととのえて完成。
イタリア料理の定番リゾットを電子レンジで簡単に作ってしまうレシピです。子供が大好きなコーンを加えて甘みをプラスした濃厚リゾットはやみつき間違いなし!
調理器具が必要ないので洗い物も少なくて済みます。混ぜて加熱するだけのお手軽リゾットをお試しあれ。
5.中華の王道エビチリならぬ、豆腐チリ
材料(2~3人分)
- 絹ごし豆腐:2丁(600g)
- 豚ひき肉:200g
- 長ネギ:50g
- すりおろしショウガ:少々
- すりおろしニンニク:少々
- ごま油:大さじ1
- タマネギ:50g
- シメジ:50g
- A水:150g
- A顆粒鶏がらだし:大さじ1
- A砂糖:小さじ2
- A酒:小さじ2
- Aケチャップ:大さじ4~5
- 水溶き片栗粉:適量
- 穀物酢:小さじ2
作り方
- 絹ごし豆腐をキッチンペーパーで包み、水抜きをしておく。長ネギはみじん切り、タマネギはくし切り、シメジは石づきを取り除きさいておく。
- フライパンにごま油、長ネギ、すりおろしショウガ、すりおろしニンニクを入れて弱火にかける。香りが出たら豚ひき肉を炒める。
- 色が変わったらタマネギ、シメジを炒める。やわらかくなったらAを加えて煮詰める。水抜きをした豆腐を大きめにカットし、やさしく入れる。
- ヘラでやさしく混ぜたら水溶き片栗粉でとろみをつける。最後に穀物酢をまわしかけて完成。
中華料理の定番であるエビチリはとてもおいしいですが、ちょっとお高い食材です。そんなエビチリを絹ごし豆腐で代用した豆腐チリ。
節約レシピですが、ご飯がすすむ絶品おかずになっています。調味料が多く感じますが、作り方は簡単なので料理初心者にもおすすめ。
辛味調味料は使っていないので子供も食べられるやさしい味になります。
6.豆腐でカサ増し、鶏団子のみぞれ煮
材料(3~4人分)
- 鶏ひき肉:300g
- 絹ごし豆腐:1丁(300g)
- 片栗粉:大さじ2
- 塩:小さじ1
- Aだし汁:1カップ
- Aみりん:大さじ1
- A酒:大さじ1
- A砂糖:小さじ2
- Aしょうゆ:大さじ3
- ダイコン:300g
- 水溶き片栗粉:適量
作り方
- 絹ごし豆腐をキッチンペーパーで包み、水抜きをする。ダイコンはおろし金ですりおろしておく。
- 鶏ひき肉を粘りが出るまでこねる。こねたら水抜きした絹ごし豆腐、塩、片栗粉を入れてこねる。
- 鍋にAを入れて煮立たせたら、②を丸くしながら入れる。鶏団子に火が通ったら大根おろしを加える。
- 最後に水溶き片栗粉でとろみをつけて完成。
絹ごし豆腐を加えた鶏団子は、ふわふわ食感で子供やお年寄りも食べやすくなっています。大根おろしのみぞれあんが鶏団子によく絡み、なめらかな舌触りに。
他の野菜を一緒に煮て、鍋として食べるのもおすすめです。
7.隠し味は洋風調味料、大根の煮物
材料(3~4人分)
- ダイコン:500g
- 水:2カップ
- みりん:大さじ2
- しょうゆ:大さじ3
- 顆粒和風だし:大さじ1
- 粉末コンソメ:小さじ2
作り方
- ダイコンを2~3㎝幅の輪切りにし、皮を厚めにむく。十字に隠し包丁を入れ、耐熱容器に入れてラップをする。600wの電子レンジで5分加熱する。
- 鍋に水、みりん、顆粒和風だしを入れて煮立たせる。①のダイコンを入れて蓋をし、3分ほど中火で煮る。
- 残りのしょうゆ、粉末コンソメを加えて落し蓋をして、弱火5分加熱する。
- 一度ダイコンを取り出し、冷ます。冷めたら再度鍋に戻して5分煮る。もう一度出して冷ましたら、同じように煮る。
- 串を刺してスッと通ったら完成。
だしの利いた汁をたっぷり染みこませたダイコンの煮物は、熱々で何個も食べたくなるおいしさ。数回、鍋から取り出し冷ますことで中まで味が染みわたります。
さらに隠し味として粉末コンソメを入れることで、グッと味が締まります。竹輪やさつま揚げなどを加えておでんにアレンジしても楽しめますよ。
熱々メニューで体も心もぽっかぽか
ミキサーや電子レンジをうまく活用することで、料理が手軽になり時短することも可能です。忙しいママにとって心強い味方となるレシピばかり。
子供から大人まで好きなカボチャポタージュ、電子レンジであっという間に完成するコーンリゾット、豆腐で量を増やして節約レシピな鶏団子のみぞれ煮など、どれも寒い時期に作りたいメニューです。
温かい状態で食べるのはもちろん、冷めても十分おいしい料理でもあります。今回紹介した温かレシピを食べて、体も心も温めましょう。