男の人は血が苦手という方も少なからずいるようですが、そんなパパにとっては立ち会い出産は魔の時間かもしれません。血が苦手な上に、ママの苦しむ様子を見て顔面蒼白になってしまった旦那さん。それでも必死に立ち会おうとした結果、5分でギブアップ、分娩室を後にした瞬間倒れてしまったというから病院のスタッフも大慌てですね。
ママが本陣痛を迎えて大変な中、それよりもおおごとになってしまったパパ。そんなドタバタ劇で分娩室に取り残されたら、あっけにとられてしまいそうです。しかし、一緒にいきんで呼吸を止めてしまい気分が悪くなる旦那さん、その一生懸命さはなんだか憎めません。
旦那さんが横にいるのに
立ち会い出産でよく聞くのが、旦那さんがどうしたらよいかわからずオドオドしていたという話。その点看護師さんや助産師さんは、たくさんのお産を見守ってきたいわばお産のプロですから、そばにいてくれたら心強いですよね。こちらのママは、旦那さんが近くにいるにも関わらず両手で看護師さんの腕をつかんでいたとのこと。
気持ちはわかりますが、せっかく立ち会っている旦那さんの立場からすると少し寂しさを感じたかもしれませんね。しかし出産に必死なママたちからすれば、より頼りになるものにすがりたいのが本音です。両手から、さぞ力強いパワーをもらえたことでしょう。
ごめんなさい、そんなつもりじゃなかったの
陣痛中は、助産師さんや看護師さんが頻繁に様子を見に来てくれて、少しでもお産がスムーズにいくようにと手助けをしてくれます。しかしながら、助産師さんたちも常につきっきりでいてくれるわけではありません。そんなときに頼りになるのは、やはり付き添いの旦那さんや家族ですよね。
いきみ逃しに肛門を抑えると良いということを耳にし、旦那さんがおしりを押してくれたというご夫婦も多いかと思います。しかし、旦那さんもそんなことをするのは初めてなはず。上手にできないのは仕方ありませんね。
痛みやいきみたい気持ちをこらえるのに必死なママにとっては、余計に痛くなったら手を振り払いたくもなります。ついその手に力がこもってしまったのでしょうか。顔を叩かれたパパがショックを受ける姿が想像できますね。
赤ちゃん誕生、パパはいずこへ?
1人目・・月末月初は職業柄絶対休めない主人。夜中「明日朝一でくるから!」と帰っていったのが最後。朝7時半に1人で無事出産!✨涙ながらに「主人が来ているはずなので主人に1番に抱っこさせてあげて下さい!」と告げると「わかりました!✨」と看護師さんは分娩室の外へ☺️そして一言「あのぉ・・ご主人どこにもいませんけど?」「え⁉️そんなはずは‼️どこ行った⁉️」とさっきまでの感動モードはどこへやら。結局それから2時間後にひょこっと現れました(笑)
記念すべき赤ちゃんの誕生の瞬間は夫婦2人そろって迎えたいものですが、仕事柄立ち会い出産が難しいケースもありますよね。そんなときにはせめて、パパへ一番に赤ちゃんを抱かせてあげたいと思うママもいるかと思います。
お仕事を休めない旦那さんの「朝一でくるから」という言葉を信じ、翌朝一人でお産を乗り切ったママ。当然旦那さんが分娩室の外に来ていると思いきや、なんと旦那さんが不在。
いるものだと思っている旦那さんがいなかったら、出産の感動なんてそっちのけでどこに行ったのかと焦ってしまいますよね。結局2時間後に現れた旦那さん、朝一って何時のことだったかしら?と時間の感覚を疑いたくなります。
ドラマみたいな感動シーンはダメですか?
いよいよ分娩台に上がり出産を迎える瞬間、愛する旦那さんの手をしっかりと握りながら赤ちゃんを産む、ドラマティックな展開を期待。旦那さんの名前を呼びながら感動的な瞬間に浸っていたはずです。
しかし旦那さんの手を握るために力が入ることで、赤ちゃんを産む力が弱まってしまうのか、助産師さんからは厳しいお言葉が…。それだけ真剣にお産と向き合ってくれているのでしょう。
想像と違う展開に、すごい剣幕で怒られたら感動どころではありません。ドラマティックではないですが忘れられない一瞬になったでしょうね。










