陣痛から出産までの時間は人それぞれですが、初産の場合は経産婦さんより長くなることが多いと聞きます。長い人では24時間以上かかってしまうことも。こちらの投稿者さんも、前日から長い陣痛に苦しんだようです。
陣痛が長引くと、まとまった睡眠が取れず必然的に体力も奪われますので、疲労と眠気で意識が遠のいてしまう気持ちもわかります。あと少しで出産というところまで来て、瞬時に眠ってしまうこともあるのですね。
こんな大事なシーンで寝るなんて、と助産師さんと目が合った瞬間は焦りや恥ずかしさと自責の念に駆られそうですが、それだけ長い時間頑張っていたのでしょう。
怒りは最高のパワー
陣痛室で子宮口7cm開いて
痛みがきてる間「う~」と声がもれるほど余裕が無くなってきてる私の隣で、座ったまま寝てました(笑)
深夜の陣痛で私も眠れていなくてもこうして頑張ってるのに!なんで隣で堂々と寝てんの!?とふつふつと怒りが…
ぐぅ~といういびきをききながら子宮口8㎝になりそこから分娩台に歩いて移動
(中略)
そのあと先生が手袋やエプロン?を用意している姿がカーテン越しにみえたので
痛みのせい!という理由をつけて陣痛の波とともに隣の旦那を殴りひっかき(笑)
さっきはぐーぐー寝やがってくそ!!という怒りを存分にぶつけていたら赤ちゃんどぅるんと無事うまれてくれました(^o^)笑
旦那の腕はアザだらけ、手の甲は私の爪でえぐられたキズが残る立ち会いとなりました♪
陣痛を迎え出産間近のママに対して、パパはなんといびきをかいて爆睡中。確かに産むのはママですが、こんなにも自分が苦しんでいるときに、隣で呑気に居眠りされたらそれは怒りの感情も湧いてきて当然です。ママとパパの対照的な様子に、男女の出産に対する心構えの違いを感じますね。
分娩台ではママの反撃がスタート。旦那さんへの怒りのこもったいきみのおかげで、赤ちゃんは無事に誕生。しかし旦那さんは傷だらけ。
ママだけでなくパパも痛みを感じる出産になりましたが、自業自得というところでしょうか。怒りや恨みの力は最強のパワーになるということですね。
痛みとは別の苦しみが…
戻って来たら、夫の息が臭い…!
どうやらラーメンを食べて来たらしい。
やがて本陣痛が来てハアハアと息が乱れる私に、夫がそばで
「呼吸するよ!ハーッ!スーッ!」
と一緒にやってくれるものの、夫の息が臭くて呼吸できない!!(怒)
でも離れろと言うのは可哀想だしと思って耐えてましたが、ついに耐えかねて、
「んーーー(息できねえ)!!」
と、夫が持っていたタオルを奪い取り、鼻を塞ぎました。
その次の瞬間、助産師さんが
酸素マスクを装着してくれて、助かった…!と思いました。
「大事な時にラーメンは食べるな」
という教訓になりました。
陣痛中は子宮が収縮する痛みや骨盤が広がる痛みなど、冷静でいられないぐらいのとても強い痛みに襲われます。そんなとき、隣で旦那さんが励ましてくれたり、腰をさすってくれたり、冷静に呼吸法を指導してくれたりと出産をサポートしてくれたらありがたいですよね。
こちらの旦那さんも親身にサポートしてくれたようなのですが、どうやら直前に重大なミスを犯してしまったようです。腹ごしらえに食べたラーメンのニンニクやネギの香りでしょうか。パパの息の臭さが、陣痛中のママを苦しめることに…。
まさか痛み以外の苦しみを味わうことになるとは思いもしなかったでしょう。これから出産を迎えるママは、ニオイの強い食べ物を控えるようパパに釘をさした方がよさそうです。
陣痛中にはそれぞれのドラマがある
陣痛の様子や出産の経過は、一人一人皆違います。何が起きるかわかりませんが、このように後から笑い話になるようなエピソードもたくさん。どんな場面でも、振り返ってみると思い出がつまった瞬間になっているはず。
それぞれの誕生の瞬間、ママやパパがどんな様子だったのか、いつか産まれてきたお子さんに笑って話せる日が来るとよいですね。出産を経験したママは、家族で思い出のあの日を振り返ってみてください。これから出産のママは、どんなドラマティックな展開が待っているのか楽しみですね。
今回の回答では、付き添いの旦那さんよりもベッドのバーを掴むほうが楽だったというエピソードや、泣き叫びすぎて家族に笑われたというエピソードなどママたちの素の姿が数多く投稿されました。その一つ一つがかわいい赤ちゃんの誕生に繋がっています。どんな陣痛を迎えるのか不安もあるかもしれませんが、それぞれが素敵な思い出になるとよいですね。










