赤ちゃんは、産まれる前からママのおなかの中で育ち、産まれてからはママが世界のすべてかのような存在の大きさを感じていることでしょう。そこにパパの介入する隙間はなく、赤ちゃんが産まれてすぐはパパが疎外感を抱くこともあります。
しかし、子どもが成長してパパの存在を認識できるようになると、パパがいることで家庭が安定していることに気づき、パパに安心感を覚えることになるのです。パパっ子になるのは、安定した家庭で過ごしているからこそなのかもしれませんね。
ママからお世話をしてくれるから
赤ちゃんにとってママは不可欠な存在ですが、それはママの方から進んでお世話をしてくれることも関係しています。
ママは赤ちゃんから何かを求めなくても、ミルクやごはんを与え、おむつを替え、常に不快ではないかお世話をしてくれるので、いることが当たり前のような安心感があるのではないでしょうか。
それに対してパパは仕事で会えないこともあり、子どもの興味が一時的に向いているだけの可能性もあります。
パパっ子の子どもの特徴
パパっ子の子どもには、以下のような共通する特徴があります。
- パパの姿が見えないと不安になる
- パパがいるときはパパにべったり
- ママに怒られたことをパパに相談する
- ママと一緒にいなくても平気
パパっ子の特徴としてパパの姿が見えないだけで不安になって、「パパどこ?」「いつ帰ってくるの?」と探し求める様子があります。そして、パパがいるときはパパにべったりで、ママよりパパが好きなように見えてしまいますよね。
これは、ママはいつもそばにいてくれるので安心していますが、パパはたまにしか会えない、いつも家にいないなどの理由から、短い時間でもパパと一緒にいたいという気持ちの表れなので、ママよりパパがよいというわけではなさそうです。
また、生活に密接にかかわるママには怒られることも多々あり、怒られることの少ないパパは子どもにとって逃げ場になりやすく、嫌なことをパパに相談するようになるのです。
パパっ子でもママ大好きなのは変わらない
パパっ子の特徴として、パパがいるときはパパにべったりで、ママは悲しい思いをしているかもしれませんが、決してママを嫌いになったわけではありません。
パパっ子になる理由として、パパに安心感を抱いていることやパパの存在を認識し始めたことなどが挙げられるので、家庭としては悪いことではないのです。
パパっ子になっている間は、なるべくパパに子どもの相手をしてもらって、ママはつかの間の自分の時間を楽しむのもよいですね。
子どもの感じ方や親に対する接し方も、成長するにつれ変わっていきますので、パパっ子なのは一時的なことかもしれませんし、パパっ子になってもママのことが大好きなのは変わりませんので、あまり悲観せず子どもの成長をパパと一緒に見守っていきましょう。










