筆者の陣痛が始まったときの体験談
筆者が第一子を妊娠しているときは、前駆陣痛のフライング入院というハプニングがありました。助産師さんいわく「NSTの波形は陣痛だった」はずなのに、翌朝には痛みやおなかの張りが嘘のように治まったため、いったん帰宅しました。
翌日、夫とクリスマスムード高まる年末の繁華街へ買い物へ出かけたときに突然の大量破水、そして午後に緊急入院となったのです。破水のときは特に痛みもなかったけれど、日が変わって明け方あたりからじわりじわりと痛みが強くなってきて、昼に出産しました。陣痛が来るよりも先に破水したため、陣痛から始まる出産とはちょっと違いました。
第二子・第三子は…
第二子は計画分娩で、誘発分娩から始まったので産気づいたという感覚がありませんでした。
第三子は、バースプランで病院に提出する用紙に書いたのが「産気づく瞬間を体験したい」ということ。助産師さんが目を丸くされたことを今でも覚えています。でも、ドラマなどで表現されるハッキリとした「う、うまれる…」という痛みはありませんでした。
「あれ?なんかおかしいな、おなかが張るなぁ、あれ、15分おきだ。あ、多分陣痛?これそうなの?」という感覚のあと、自身が経産婦だったことに気づきました。痛みはまだまだで我慢できるレベルでしたが、数日前に「おしるし」があり、念のため病院へ…というような感じだったので、はっきりとした陣痛の始まりは分からぬままです。
フライング覚悟で向かった産院では、ちょろちょろと破水していることがわかり、即分娩ルームに入って4時間での出産に。実はバースプランに書いた「産気づく瞬間」はなんとなく、という感覚で逃してしまっていました。
こんなときに陣痛?皆の「陣痛の始まり」エピソード10選
それでは、妊娠・出産・子育てアプリの「ママリ」に寄せられたQ&Aから、「陣痛が始まった瞬間」や「産気づいたとき」のエピソードをピックアップして紹介します。
真夜中に破水から始まり陣痛がきました
その1時間後、おしるし+破水!
突然5分おきの軽い陣痛がはじまり、なぜか5時までは先生を起こしちゃいけないと思って朝になってから旦那と病院へ行きました
破水からスタートした出産のエピソードです。自宅で破水すると慌ててしまいそうですね。そのようなときに旦那さんがそばにいてくれるだけでも心強いものです。
軽い陣痛も始まっていたものの、朝になるまで病院に行くのを待ったそうです。夜中に連絡してもよいのか迷ってしまうかもしれませんが、破水したと思ったらすぐに病院へ連絡しましょう。
夜中に突然の激痛に襲われました
眠っているときの激痛は妊婦でなくともつらいもの。突然の陣痛は本人だけではなく、家族もびっくりしますよね。
痛みを感じてから病院に向かうこと1時間で出産したそうです。経産婦ということもあり、「この痛みは陣痛だ」と気づくまで時間はかからなかったかもしれません。
急にやってきた3分間隔の痛み
予定日超過は周囲からのプレッシャーや焦燥感などを感じることもあるでしょう。そのような中で、突然3分間隔の痛みが始まるのは本当にびっくりしますよね。
生理痛のような痛みで陣痛とはわからず…ひたすら我慢していました
前駆陣痛かな?と思ったし、1回産婦人科に行ってまだだよって帰されるのがいやだったのでひたすら我慢してました(。-_-。)!
最終的に深夜眠れないほどの痛みになって、旦那は絶対産婦人科に行った方がいい!と言って、私は違ったらやだから行きたくない!と言い合いになりました。
結局産婦人科に行って、もう8割開いてる、よく我慢したのねとびっくりされました笑。
生理痛のような痛みが続いたという方は、実はそれが陣痛だったそうです。もし前駆陣痛だったら一度帰宅しなければならないというのは大変ですよね。
しかし、痛みが10分間隔くらいで定期的に出るようになったら、病院に連絡して医師や助産師の指示を仰ぎましょう。
前駆陣痛?と思ったら陣痛でした
予定日一週間前だったので前駆陣痛だと思ってトイレ行くと、おしるしが出ていて陣痛じゃん!!と慌てて上の子を母に預ける手配をして荷物の用意。
それからサボってたムダ毛処理して、化粧して髪の毛整えて、家に来てくれた母に娘をお願いし、旦那叩き起こしてもうしばらく行けなくなるであろう朝マックへ行きました(笑)
食べてすぐ入院して、その二時間後には産まれてましたよ〜\(´ω` )/💕
前駆陣痛かと思ったら入院してから2時間後には出産したそうです。経産婦ということもあって比較的余裕を持って行動ができたようですが、痛みを感じてから出産までの時間が早いですね。
家事ができる痛みでした
夜中になると思うから、このまま入院しましょう。と言われて、それからがみんなの予想が外れて1時間後には出産しました。それまで破水もせず、出産の時に人工的に破ったみたいです。
入院してからが痛かったけど、ギリギリまで家にいたからか、それまでは、あ…イタタタタ…みたいな感じで、最後まで家事してました。
何となくおなかの痛みや腰痛を感じていたけれど、初めのうちは家事をこなせるほどだったようです。お産が急に進むケースもあるため、おなかの張りや痛みを感じたら陣痛間隔を確認してメモをとっておくとよいですね。規則的な痛みが10分間隔で起こるようになったら、病院に連絡をするようにしましょう。
最初はおなかを下したような痛みがきました
下痢かと思ってトイレの往復を数時間繰り返し出ないし痛いしなんかおかしいと思って間隔測ってすでに10分間隔きってて今のうちに着替えなきゃと着替えをし旦那を起こし病院に電話してからおしるしあるかもとトイレに行くとボタッとおしるしらしき出血を確認(笑)
そのまま飲み物やら買いに行って病院にいきました(笑)
痛みを感じ始めたときは、下痢かと思ったという方がいました。痛みの間隔を測ったら10分を切っているということで慌てて病院に向かったそうです。おしるしもあったとのことで、陣痛だったようですね。
今までにない痛みを感じました
ベッドに戻ったら今までにはない明らかに陣痛と思われる痛みが😥間隔を測ってみるとすでに5分を切ってる!
旦那と実母に電話してもでない💦
とにかく1時間家で1人で耐えて、もうこれ以上家にいたら動けなくなる!と思って病院と陣痛タクシーに電話して病院へ。
病院ついてすぐ内診。すでに5センチ開いてるとの事。陣痛室には行かずそのまま分娩台直行。
トイレに起きた際に突然の痛みに見舞われた方もいました。痛みの間隔はすでに5分を切っていたそうで、そこまで急に陣痛が来るの?とびっくりしてしまいますよね。
家族と連絡がつかなかったものの、何とか陣痛タクシーを呼んで病院に向かえたのはよかったですね。
始めから3~4分間隔の痛みがありました
あまりにも腰が痛くて病院に電話してついたのが21時過ぎ、
39週1日の0時52分に産まれました。
陣痛だと思わなかった理由が、最初から3、4分間隔で、私は陣痛の始まりは15分とかあるとおもってたからです。(笑)こういう陣痛の始まりもあるんだなと学びました\( ¨̮ )/
病院ついて子宮口3cm、0時半頃全開、出産でした。
陣痛らしき痛みを感じていたものの、初めのうちはあまり意識はしていなかったようですね。しかし、腰の痛みがひどくて病院に連絡をしたそうです。陣痛の始まり方や痛みの感じ方は人それぞれ違いますね。
生理痛の痛みから始まり腰が砕けそうになる腰痛がありました
本陣痛は腰をハンマーで殴られている感じです😭
お腹は痛くなくてとにかく腰が痛くて動けませんでした
痛みが徐々に強くなっていったという方の体験談。最終的にはおなかというよりも腰の痛みを強く感じていたそうです。腰をハンマーで殴られるほどとは相当な痛みですね。
- 竹内正人(監)「最新版この1冊であんしんはじめての妊娠・出産事典」P170~171(朝日新聞出版,2016年)
- 荻田和秀(監)「最新版らくらくあんしん妊娠・出産」P148~149(学研プラス,2017年)
陣痛の始まりは十人十色!さまざまな陣痛エピソードがありました
陣痛の始まりについての体験談をご紹介しましたがいかがでしたか?
夜や早朝、日中など、時間を問わず陣痛が来ることが分かりました。また、陣痛がくる瞬間や痛みの度合いは人それぞれ。「陣痛かどうかわからず、時間が経過してしまった」「この時間に病院へ行くのがはばかられた」という意見も目立っていました。
痛みの始まりは陣痛なのかどうかわからないと思うかもしれませんが、いつもと違う痛みを感じたら時間を気にせず病院に連絡しましょう。