いざというときのために必ず準備したいこと
小学生になると、親の目を離れて一人で行動する機会が増えるため、何かと心配になるものです。
そこで、緊急時に子供を守るために必ず準備したいことをお伝えします。この後に解説する各場面でも出てきますので、先に押さえておきたいポイントです。
防犯ブザーを持たせる
ボタンを押したり、ひもを引っ張ったりすると大きな音でブザーが鳴り、助けを呼ぶものです。卵サイズのものが主流で、学校や自治体で配布されることも増えました。実際の犯罪でブザーを鳴らして助かったケースがあるので、子供に携帯させることを強くおすすめします。
いたずらで鳴らしてはいけませんが、いつでも使えるように必ず一度は鳴らす・止める練習をすべきです。筆者が誤ってわが子の防犯ブザーを鳴らしたときは、夜に想像以上の大音量で、止める方法がわからず焦りました。犯人から簡単に止められないように設計されたブザーもありますし、電池が切れていないかも含めて確認しましょう。
110番のかけ方を教える
お子さんは怖い目に遭ったとき、すぐに「110番」して警察に連絡できますか?
最近ではあまり見かけなくなった公衆電話。グレーの公衆電話の場合は「受話器をとって110」、緑の電話は「受話器をとって左下にある赤いボタンを押して110」を押せばつながります。
筆者も、子供にはじめ何も言わずにやらせてみたところ、受話器を置いたままお金を入れて電話しようとしました。受話器は取る、緊急時はお金は不要だと教えましょう。