夫とのコミュニケーション方法を変えてみる
産後クライシスを抜け出すために、どうしたらよいでしょうか。試行錯誤を経て、産後クライシスを解消できた夫婦がいます。夫婦間のギャップを埋めるために、まずコミュニケーションの取り方を改善するとよいようです。
できるだけ感情をおさえ、言葉にして伝える
産後クライシスは、出産前は想定していなかった「ママとパパの違いが生じる」「家事育児の負担が妻に偏る」「夫が妻の変化に気づかない」など、夫と妻の間で起きるさまざまなギャップが原因です。
夫は「察する」ことが苦手です。妻が態度で示しているつもりでも、まったく伝わっていないことは珍しくありません。まず、自分の気持ちや変えてほしい部分、夫にしてほしいことを言葉にして伝えましょう。自分が感じている不安や悩みを受け止めてもらうだけでも、気持ちが落ち着くことがあります。
ママリにも、産後クライシスを経験した妻の「気持ちを素直にぶつけ、お互いの非を認めながら少しずつ歩み寄れた」という声が寄せられています。
私の場合は振り返れば旦那に八つ当たりしてた面も多くあったなと反省しています。
そしてその気持ちを素直にぶつけました。
自分の非を認めるのはすごく嫌な作業ですが、「こういう言い方されるとつらい」「でもこれは八つ当たりだった。ごめんなさい」と言えるとお互い少しずつ歩み寄れたような気がします。
話し合ううちにお互いの相手の気持ちが理解できるようになっていった、という例です。感情のぶつけ合いにならないよう、できるだけ気持ちを落ち着かせて話すことを心がけましょう。
うまく伝えられる自信がなかったら、手紙を書くのも一案です。書くことで気持ちが整理できるだけでなく「妻がわざわざ手紙を書いてくれた」と真剣に受け止めてくれるかもしれません。