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専用のミックス粉が無くても、絶品パンケーキが作れちゃう
近年大ブームを巻き起こしているパンケーキ。分厚くふわふわな食感が魅力的なスフレパンケーキ、薄めで食事系としてもたのしめる薄焼きパンケーキ、しっかりもっちりと食べ応えのあるパンケーキなど、種類が豊富ですよね。
専門店が各地に出店され、朝ご飯やランチ、おやつとして定着しつつあるパンケーキを自宅で楽しむ方もいるのではないでしょうか。フライパンやホットプレートで焼き、好きなようにトッピングできるため子供から大人まで魅了してくれる存在です。
自宅でパンケーキを作る際に使われるのがパンケーキミックス粉ですよね。このミックス粉もメーカーによって仕上がりや風味はさまざま。いろいろな種類があるけれど、いざ作ろうと思ったら買い忘れていた、切らしていたという経験はありませんか?
せっかくパンケーキを焼こうとしたのに…と思ったときは、自家製のミックス粉を作ってみましょう。
今回は添加物、合成着色料などを使わず作る自家製ミックス粉のパンケーキのレシピを紹介します。また、アレンジパンケーキのレシピも同時に集めてみました。
自家製パンケーキミックスの作り方
まずはパンケーキミックス粉を自家製で作ります。添加物や合成着色料、香料などを使わないナチュラルなミックス粉です。市販のミックス粉は量が多くて使いきれないという方も、自家製で1回分を作れば無駄なく使いきれますよ。
他にも自分好みのパンケーキを作るために、甘さや食感の調整もできるのが魅力の一つ。市販品は甘さ控えめで物足りないという方は砂糖を多めにしたり、ふわふわさせたいという方は少しだけベーキングパウダーを増やしたりと、オリジナルなミックス粉ができるのでおすすめです。
離乳食でパンケーキを食べさせたいけど、市販品を使うのにためらっているというママもぜひ自家製ミックス粉を作ってみましょう。
材料と器具
自家製ミックス粉を作るために必要な材料、器具を紹介します。特別難しいものは必要ありません。スーパーや100円均一で手に入るので安心してください。
パンケーキを作ったことがないママでも大丈夫。これさえ覚えれば明日から自家製パンケーキが作れます。
器具
- 電子はかり
- 泡だて器または粉ふるい
- ボウル
材料(5~6枚)
- 薄力粉:200g
- ベーキングパウダー:6〜10g
- 砂糖:60g
- 塩:2g
作り方はとても簡単!材料を電子はかりを使用して用意し、ボウルに入れて泡だて器でクルクル混ぜたら完成。粉ふるいで材料をふるう場合は、2~3回やりましょう。これで自家製パンケーキミックス粉ができあがります。
難しいことは一つもありませんよね?保存袋で密閉するか、密閉容器に入れて冷暗所で保管しましょう。
ベーキングパウダーや砂糖の量は目安として記載しましたが、お好みの分量で作ってください。5~6枚ほど焼きあがりますが、多いという方は半量で作りましょう。
パンケーキを焼くときに必要な材料
- 卵:1個
- 牛乳:130g
- 溶かしバター:大さじ1
- バニラエッセンス:適量
自家製のミックス粉を使う際は、上記の材料を用意すればOK。4つ全部を粉に加えて混ぜてください。
作る際のコツ
自家製のミックス粉を使用する場合も、市販のものを使うときと基本的な焼き方は変わりません。フライパンにバター(分量外)を入れ火にかけて温め、材料を流し入れて表面がふつふつしてきたらひっくり返し、中まで火を通します。
焼くときのコツは、フライパンを煙が出るくらいまで温めたあと一旦ぬれ布巾の上に1〜2秒おろし、熱を均一にすること。こうすることで、ふっくらとしたパンケーキになりますよ。
自家製パンケーキミックス粉でアレンジパンケーキを作ろう
自分好みの自家製パンケーキミックス粉を作ったら、実際に焼いてみましょう。まずはバターとシロップのシンプルなパンケーキをたのしんだら、アレンジしてバリエーションを増やしてみませんか?
チョコレートやアイスクリーム、ホイップクリームをトッピングしたり、ココアや抹茶を混ぜ込んだりしながらいろいろたのしんでみましょう。
こちらではパンケーキのアレンジを写真と共に紹介します。
1.シンプルイズベスト!バターとシロップでパンケーキを堪能しよう
Ray_M
まずは自家製パンケーキをシンプルに味わってみませんか?バターとメープルシロップ、またはハチミツでふわふわのパンケーキをほおばってみましょう。
焼きたてはふわふわで甘い香りが部屋中に広がります。朝ご飯やおやつにぴったりなパンケーキを食べてエネルギーチャージです。
有塩バターで食べれば、ほのかな塩気がパンケーキの甘さをより一層引き立ててくれます。筆者が一番大好きな食べ方です。
2.余った切り餅で和風パンケーキに大変身!
Ray_M
こちらのパンケーキは正月に余った切り餅を生地に混ぜ込み、モチモチ食感に焼き上げたレシピです。トッピングには相性抜群のバターとこしあん、きな粉を載せてみました。
作るポイントは混ぜる牛乳に細かくした切り餅を入れて電子レンジで加熱して溶かします。切り餅が溶けて粗熱が取れた牛乳を自家製パンケーキミックス粉へ入れて混ぜるだけ。
これだけでモチモチとした生地のパンケーキが焼きあがります。今までにない新食感パンケーキを楽しんでみてください。
3.熟したバナナを混ぜてヨーグルトをトッピングしたバナナパンケーキ
Ray_M
こちらのパンケーキは熟して黒くなったバナナをつぶして、生地に混ぜ込んだバナナパンケーキです。バナナ好きにはたまらないパンケーキで、相性の良いサッパリとしたヨーグルトをトッピングしていただきます。
濃厚なくちどけのギリシャヨーグルトや水切りヨーグルトがおすすめです。バナナを生地に混ぜ込んでいるので、焼き上がりはとてもしっとりしています。
あまりのおいしさに何枚も食べてしまうパンケーキ…食べすぎ注意です。
4.シナモンの香りがたまらない、シナモンレーズンパンケーキ
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自然の甘みがギュッと濃縮されたレーズンを生地に混ぜ込み、香り高いシナモンを加えたシナモンレーズンパンケーキは、ちょっと大人な仕上がりに。生地とトッピングにシナモンを適量加えて焼き上げました。
こちらのパンケーキを焼いたとき実は卵が無かったのですが、マヨネーズを代用しました。加熱してしまえばマヨネーズ独特の香りや味は消えるので心配いりません。ふわふわなパンケーキに甘くてほどよい食感のレーズンがおいしいですよ。
上にはゆるめに泡立てたホイップクリームを載せています。
5.春に食べたいパンケーキNo.1の抹茶パンケーキ
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春になるとお店で見かけることが多くなる抹茶スイーツ。鮮やかな緑色が女性の心をくすぐりますよね。甘い中にほろ苦さを兼ね備えており、大人な春スイーツと言ったところでしょう。
その抹茶を使った抹茶パンケーキを自宅で作ってみませんか?筆者はなかなか外で見かけることが少ないと思ったため、自分で作ってみました。
焼いているそばから抹茶の良い香りがするので、早く食べたいという衝動にかられましたよ。そのままでもOKですし、ホイップクリームやあんこなどと一緒に食べてもおすすめ。
6.まるでアップルパイ?ほどよい食感がくせになるアップルコンポートパンケーキ
Ray_M
パンケーキに自家製のジャムやコンポートをトッピングすれば高見えし、お店のような見た目になります。こちらのパンケーキはリンゴを砂糖、シナモンとあえて、電子レンジで加熱した自家製アップルコンポートをトッピング。
まるでアップルパイのような味や香りを楽しめます。また生地には牛乳の代わりにヨーグルトを使っているのでモチモチ食感に。
ほどよくシャキシャキな食感を残したアップルコンポートに、生地のモチモチとした食感の相性が絶妙。ニつのおいしさを一度に堪能できます。
7.チョコとバナナの最強コンビ!バナナココアパンケーキ
Ray_M
筆者は果物の中でもバナナが大好物で、子供たちと一緒にたくさん食べます。そのまま食べても十分おいしいバナナを相性抜群のチョコレートと組み合わせてパンケーキを作ってみました。
生地には純ココア、つぶしたバナナを入れてしっとりとした仕上がりに。焼き上げたパンケーキにバターをぬりバナナと溶かしたチョコレートをトッピングして完成。
バナナとチョコレートの組み合わせはまさに最強コンビ。これに勝るものは無いのでは?と思ってしまうほど感動します。さらにグレードをあげたいという方はホイップクリームをのせてみましょう。
オリジナルパンケーキで至福のひと時を
自家製パンケーキミックス粉を作るのはむずかしそうと思うかもしれませんが、サッと材料を混ぜるだけで手間がかかりません。料理が苦手、やったことがないというママでも簡単にできます。
普段のパンケーキに食べ飽きてしまったというときはジャムやフルーツなどを加えてアレンジも可能。カフェやレストランで食べているようなパンケーキに大変身します。
パンケーキの可能性は無限大。毎日忙しいママも、パンケーキを食べながら一息つきませんか?
今回紹介したパンケーキアレンジの作り方は筆者ブログにて紹介していますので、ぜひのぞいてみてください。パンケーキを食べて至福のひとときをお過ごしください。