クラスでの様子が気になるものの、担任に会えない…
わが子がクラス内でどのように過ごしているか気になるとき、担任の先生にお話を聞けると安心ですよね。しかし、お迎えの時間によっては担任の先生がすでに帰宅している場合があります。
保育園ごとに夕方以降の体制は異なります。担任も延長保育に入る園があれば、延長専門の先生に任せている園もあります。
昼間のクラスの様子を把握していない先生が担当している場合、気になることが質問できないもどかしさを感じるかもしれません。
気になることは、連絡帳を使って質問を
Ⓒママリ
子供の園生活について悩む保護者をサポートする「保育園を考える親の会」(以下親の会)代表の普光院亜紀(ふこういんあき)さんは、担任に会えない時の情報連絡や確認方法について以下のように語ります。
「担任の先生は、わが子を近くで見ていてくれる心強い存在ですよね。だからこそ、担任の先生に普段の様子を聞きたいという気持ちはとてもよくわかります。そのようなときは、ぜひ連絡帳を活用しましょう。
連絡帳は家庭からの連絡はもちろん、相談ごとも書いてよいのですよ。『友達と仲良くできていますか?』『家でかんしゃくが激しいのですが、クラスでの様子はどうですか?』など、どのようなことでもOK。先生はていねいに対応してくれるはずです」
連絡帳は家庭で食べたものや子供の様子だけではなく、気になる相談ごとを解決できる交換ノートの役割も果たしています。担任に聞きたいことは気軽に書いてみましょう。
また、延長を担当する先生も、担任とは違う視点で子供を見ているそう。例えば、延長の時間帯に、年齢の異なる子供を同じ部屋に集めて保育しているなら、年下や年上の子との関わり方を観察してくれています。わが子の思わぬ一面を聞ける可能性もあるでしょう。担任ではない先生でも気にせず、子供について質問してみてもよいですね。
先生たちはそれぞれの視点を持っている
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連絡帳を活用して担任の先生に相談をすると、先生がコメントを書いて返してくれます。保育園での様子を詳しく書いてくれたり、先生目線の子育てアドバイスをもらえたりすると安心できますね。
また、お迎えの時間に保育している先生にお話を聞いてみると、知らなかったわが子の姿にハッとさせられるかもしれません。先生はそれぞれの視点を持っているため、担任にこだわらず、子供の様子について聞いたり、相談したりしてみてくださいね。