妊娠後に食べるのを控えるようになったものとして、チョコやチップス、洋菓子などが多くあげられていました。
逆に積極的に食べるようになったおやつを見てみると、生の果物やヨーグルト、ナッツ、ドライフルーツの割合が高くなっています。「栄養補給」「カロリーが低そう」「自分や胎児への悪影響が少なさそう」などの理由から自然に近いものを選ぶ人が多いようです。
筆者自身の妊娠時を思い返してみると、ひどい便秘に悩まされたため率先してヨーグルトを食べていたり、栄養だけでなく適度な水分補給の目的も兼ねて生の果物を食べたりしたな、と記憶しています。猛暑で暑かったこともあり、好物のブドウをよく買っていました。
妊娠中の甘い物のとり過ぎは妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病、難産、肥満児出産などのリスクを高める原因になると言われています。自分自身にも胎児にとっても、健康で安全なお産をするためにおやつ内容を変更したいと考える方が多いのかもしれませんね。
- 花山ママクリニック「体重コントロールについて」(http://www.curam.co.jp/mama/birth/birth02/,2018年7月31日最終閲覧)
- 医療法人 寿恵会 船橋レディスクリニック「太り過ぎがいけない理由」(http://www.funabashi-lc.jp/original16.html,2018年7月31日最終閲覧)
- 医療法人 竹村医学研究会 小阪産病院「妊娠高血圧症候群は妊娠後期に多い病気です」(https://www.kosaka.or.jp/utility/pdf/0103-10.pdf,2018年7月31日最終閲覧)
妊娠中のおやつは無理はしすぎず適度に楽しんで
妊娠中の食生活は気をつけなくてはならない点も多く、少々神経質になりやすい傾向にあります。
たしかに意識して食べないようにするのも大切ですが、もともと好きだったおやつを全く食べない!といったような極端な行動は、かえってストレスの原因になってしまいそうですよね。
適量を守れば、おやつタイムも妊娠時の大切な栄養やエネルギー補給の場です。食べ過ぎになどに注意しながら楽しく過ごすことができるといいですね。










