1. トップ
  2. 妊娠
  3. 妊娠の基礎知識
  4. 経産婦はお産が速く進む?2人目出産をスムーズに乗り切るコツ

監修:清水なほみ

経産婦はお産が速く進む?2人目出産をスムーズに乗り切るコツ

2人目の出産では、1人目の出産経験が役立つでしょう。「陣痛を逃がすときはこうしたら楽だった」「あのグッズが役に立った」など、少し対処法がわかるだけで気持ちが落ち着きますよね。しかし、出産は毎回経過が異なります。さらに、1人目の妊婦は「初産婦」2人目以降は「経産婦」と呼ばれ、出産のときに気をつけるべきポイントが違うのです。この記事では、経産婦だからこそ気をつけたい出産のポイントをお伝えします。

プレミアム記事

PIXTA

経産婦のお産は、初産婦とは違う

初めての出産であることを意味する「初産婦」と、2人目以降の出産を意味する「経産婦」。呼び方が違うだけではなく、出産や産後の経過に違いがあるといわれていることを知っていますか?

2人目の妊婦生活では上の子のお世話も並行することから、自分の出産について心づもりをする時間を取りにくいもの。しかし、これからお伝えする2つのポイントは、ぜひとも押さえておいてくださいね。

お産が進むスピードが速い

出産全体にかかる時間は個人差が大きいですが、初産婦と経産婦でも大きな差があります。分娩全体にかかる時間の目安は、初産婦で12~16時間、経産婦で5~8時間。かなりの差があることがわかりますね。

また、出産のプロセスの中でもっとも時間がかかるとされている、陣痛開始から子宮口が全開になるまでの時間にも、以下のような違いがあります。

Ⓒママリ(都倉病院の情報をもとに作成)

単純に目安の時間だけを見ても、一般に初産婦より経産婦の方が子宮口が開きやすく、出産にかかる時間が短い傾向があるとわかります。

陣痛が15~20分間隔になったら産院へ

電話 PIXTA

プレミアム記事を読むには?
この記事の続きは、アプリをダウンロードしてママリプレミアム(月額400円)に登録するとお読みいただけます。
アプリをダウンロードする
プレミアム記事が今なら7日間無料

記事の監修

ポートサイド女性総合クリニック〜ビバリータ〜 院長

清水なほみ

通常の婦人科診療のみならず、最新の脳科学×心理学×医学を統合的に駆使した診療を行う婦人科医。日本で100名しか習得者がいない、トランスフォーメーショナルコーチのテクニックを学び、診療の現場においても、3年間で延べ6000人の患者に同テクニックを用いて診療を行っている。
中学時代のいじめや研修医時代のうつ経験から、「病は気から」を科学的に解明するための研鑽を積む。何気ない会話の中で患者に気付きを与え、片頭痛やイライラをあっさり「忘れさせる」診療には定評がある。5分で病気の「本当の原因」を見抜くため、患者からは「先生は占い師ですか!」と驚かれる。

おすすめ記事

「経産婦」「出産」「2人目」 についてもっと詳しく知る

出典元一覧

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧