生後5ヶ月~6ヶ月の夜泣きの原因
夜泣きが始まるのは個人差もありますが、だいたい生後5ヶ月頃からと言われています。空腹やのどの渇き、おむつの不快感などを改善しても泣き止まず、家族が精神的に疲れてしまうという話はよく耳にしますよね。
夜泣きのはっきりした原因はわかっていませんが、昼間慣れないところに行ったり来客があったりという刺激が夜泣きを引き起こすともいわれます。
では、夜泣きにはどのように対処すればよいのでしょうか。
生後5ヶ月~6ヶ月の夜泣きの対処法
夜泣きの対処法として、まず、背中をポンポンと軽く叩いて夢から覚めさせましょう。それでも泣き続ける場合は座ったまま抱き上げて軽く搖れながらポンポンと背中を叩きましょう。
体を起こしてあげると我に返って泣き止むのが多いです。それでも泣き続ける場合は立って抱っこします。そして少し部屋の中を歩いてみましょう。夢から覚めた赤ちゃんがママに抱っこされていると気づくと、安心して泣き止むケースが多いです。
また、泣き止まずにママやパパがイライラしてしまうと、赤ちゃんはそれを察知してさらに泣いてしまうことがあるため、開き直ってみると不思議と泣き止むこともあるようです。
また、夜泣きをしているときにできる対処法ではありませんが、昼間ほどよい運動をさせると疲れからよく眠ってくれることが多いですよね。たまにはキッズルームなどの施設を利用して思い切り遊ばせるのもいいかもしれません。
また、普段から、寝る1時間ほど前からテレビを消し、間接照明でなるべく部屋を暗くするようにしましょう。ママもゆったりと布団に入り絵本を読むなど、赤ちゃんの心を落ち着かせるのがよいですね。
ママの工夫次第!おおらかな気持ちで
夜泣きの原因ははっきりと解明されていませんが、誰もが通る成長の1つの階段だとされています。
個人差はもちろんありますが、この時期を過ぎれば夜泣きは自然となくなっていきます。「しばらくの間だけ」と、割り切っておおらかな気持ちで赤ちゃんに向き合うことが大事なのかもしれません。
赤ちゃん個々の性格がありますので、その赤ちゃんに合った対処法を試してみていくのも大切ですね。
- ユニ・チャームほか「生後5ヶ月|お世話」ベビータウン(http://www.babytown.jp/hyakka/osewa/05.html)
- 毛利子来・山田真「育育児典 暮らし編」(岩波書店)
- 河上清「はじめての育児」(学研パブリッシング)
- 松井潔(監)「最新 月齢ごとに「見てわかる!」育児新百科」(ベネッセコーポレーション)