赤ちゃんの手ごわい「背中スイッチ」
寝ている赤ちゃんをお布団に下ろす瞬間。まるで爆弾処理班のように、背中スイッチを作動させないようにしますよね。
そ~っと下ろしても、まるで本物のスイッチが背中についているかのように起きて泣く赤ちゃん。
赤ちゃんが起きている時間は赤ちゃんのお世話に追われ、せっかく眠ったと思ったら、抱っこでないと寝てくれなくて家事をする時間もない。
「どうしたらよいんだ!」と頭を抱えているママもいるのではないでしょうか。
背中スイッチに翻弄される母の声
ママも疲れている中、夜の背中スイッチ作動は本当にしんどいものですよね。
ベッド横にベビーベッドをくっつけています。授乳したら抱っこですぐ寝ますが、寝付いてベッドに下ろすと起きる➡また抱っこで寝て置いて起きる…の繰り返し。今までは寝かしつけに一時間位でしたが最近は2~3時間。今日に至っては3時間半経過中です。普段は昼夜とも3時間の授乳感覚ですが、こうも寝ないとイライラしてきて💦昼寝も抱っこじゃないと寝ないです。
寝ている間しか家事の時間がないというママもいるはず。そんな中抱っこで両手がふさがれて、そのままお昼寝タイムが終わってしまうのは辛すぎます…
赤ちゃんをお尻から着地させていませんか?
抱っこや授乳で寝付いた赤ちゃんを布団に下ろすとき、
- まずはお尻をそーっとお布団につける
- 頭を支えながらそーっと背中→頭の順番でお布団に下ろす
- 手を放す
このようなやり方をしていませんか?
私もそうしていましたし、私のママ友も皆こういった下ろし方をしていました。
実はこの方法、逆だった!
2人目の産後、義母の友人が義実家にまだ新生児だった娘を見に来たとき教えてくれたのは、「赤ちゃんを起こさないためには頭を先におろすのよ」という話。
その方は子供を5人も育てた方なのですが、2人目のときにその下ろし方を編み出し、その後はその方法で背中スイッチを乗り切っていたとのこと。
「え~頭を先になんて下ろしたら起きるでしょ」
と半信半疑どころか8割方、この豆知識を疑ってかかっていた私ですが、ちょうどその話をしているときに抱っこしていた娘が寝付いたので、言われた通りの方法で下ろしてみることに。
頭を先に下ろす着地方法
- 赤ちゃんの頭をそっと布団におろす
- 首、背中と少しづつ下ろしながら片手を放す(もう片方の手はおしりを支える)
- 放した手でお尻をトントンしながら下ろす
このやり方だと、なんと1回で着地成功!まさに目からうろこが落ちる思いでした。
お尻を支えるのがポイント
もちろん100%の成功率ではありませんが、それまでの成功率の倍は成功するようになりました。
教えてくれた方によると、「赤ちゃんはお尻を支えてもらうことで安心するから、お尻から先に下ろすと不安なのよ」とのこと。
トントンしながらゆっくり下ろすことで起きずに済むそうです。起きやすい赤ちゃんの場合は、しばらくお尻の下に手を置いたままにしておくのも効果的だそうです。
寝かしつけは重大ミッション
寝かしつけはママにとって重大ミッションといっても過言ではないですよね。なるべくなら失敗せずに着地させて、貴重な自分の時間や家事の時間を確保したいものです。
もし赤ちゃんの背中スイッチに悩まされているなら、「頭を先に下ろす着地方法」、ぜひ試してみてくださいね。